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メルマガは読まれない?購入や成果に繋がるメールコンテンツとは

公開日:2025/12/02  更新日:2025/12/05
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ルマガは読まれない?購入や成果に繋がるメールコンテンツとは

普段、メルマガは読んでいますでしょうか?
メルマガ担当者においても、どうすれば読んでもらえるか考える一方、プライベートでは斜め読み程度しか読まないなんてことも多いのではないでしょうか。

メルマガは費用対効果の高い施策ですが、メルマガが読まれるかどうかにおいては、ほとんど読まれないのが現状でしょう。今回は、読まれるためのメールコンテンツについて解説していきます。

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そもそもメルマガはどの程度読まれる?

当社が2022年に全国の20歳以上の男女1023名に調査した「メールマガジン1通あたりの閲覧にかける平均時間はどのくらいですか? 」の調査において、1分以上読む人は3割程度しかいないという結果でした。(~3分、~5分、6分以上の数値を合算)

閲覧時間割合
~10秒10.9%
~30秒26.4%
~1分29.8%
~3分15.1%
~5分6.7%
6分以上6.7%
覚えていない10.9%

参照:メールマガジン登録ユーザーの動向調査のダウンロードはこちらから

なぜ、メルマガは読まれないのか?

  • そもそも読む義務はない
  • 人は忙しい
  • SNSなど、スマートフォンで活用される他の用途が多い

メルマガは、企業から送られる「広告」であり、受信者にとって読む義務はありません。近年では仕事や学業、そしてプライベートではさまざまな娯楽ツールやサービスの台頭により、非常に忙しい方が多いでしょう。忙しい時に読む義務のない情報は、基本的に読まれないでしょう。

また、ガラケーと呼ばれる(フィーチャーフォン)の時代は、コミュニケーションツールもメールが中心でした。しかし、スマートフォンが中心の現代は、同じ端末でSNSなど他の用途が広がっています。以前のように、メールが届いていないか受信確認するケースも少なくなっているでしょう。

メルマガ効果を高めるための「読まれるコンテンツ」とは?

読まれるためのメルマガを考えていくためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

  • 一瞬で興味を惹くために、分かりやすく有益な情報を届ける
  • 読まれる状況を作る
  • そもそもメルマガの文章をじっくり読まれる必要はない

一瞬で興味を惹くために工夫する

メルマガコンテンツ【EC向け】実は読まれていなかった?購入に繋がるメールコンテンツとは

メルマガを読むか否かは、一瞬で判断されるケースが多いでしょう。なぜなら、人は忙しく色んな情報を受け取っています。全て読んでいては時間が足りないことや疲れてしまいます。そのため、以下のようなポイントを踏まえて一瞬で興味を惹く工夫をする必要があります。

  • メールの件名を工夫する
  • メールの冒頭を分かりやすく
  • 長文は使わず、箇条書きなど読みやすく

メールの件名を工夫する

メールを読むか否か、またその前に開封するか否かはメールの件名が大きく左右します。より興味を惹くためのメールの件名とは、冒頭の14~15文字程度に読者にとって有益・読む必要性が増すキーワードを持っていく必要があります。

例えば、「ウィンターキャンペーン実施中!最大20%OFF」という件名ではなく、「冬物20%OFFのキャンペーン実施中」のように、読者側のメリットを先にもっていくようにしましょう。

メールの冒頭を分かりやすく

稀にメルマガの冒頭で、メルマガ担当者の自己紹介や季節の移り変わりについての記述など、本文と関係のない前置きがあるケースがあります。これでは、次の文章を読むかどうかを判断することができません。

なるべくHTMLメール形式にし、冒頭には文字を入れた画像(バナー)を用意しましょう。画像のほうが視覚的な情報提供ができるため、多くの情報を一瞬で伝えることができます。

長文は使わず箇条書きを使う

本のように長文では、一字一句読まないと内容を理解しにくくなるため、読まれる可能性が低下してしまいます。箇条書きや適度に段落を開けることで、斜め読みでも内容が分かるようになります。

斜め読みで内容が分かり、より興味を持ってもらえれば、改めてしっかり内容を読んでもらえる可能性も高まります。文章を作成する時には、「メルマガはほとんど読まれないもの」という認識の上で、読みやすくする工夫をすると良いでしょう。

メルマガを読まれる状況を作る

メルマガを読まれる状況を作るとは、読者がその企業から送られるメールを待ち望む状態を作るということです。

紙での新聞購読が主流だった時代を想像してみてください。月数千円を支払い、毎日朝と夕方に処分する必要のある紙、そして多くのチラシ=広告が入っているものを受け取っていました。

一方で、企業から送られる無料であるメルマガは、1日1通でも多いと感じる方も少なくありません。なぜこの差が生まれるのでしょうか。

これは有益性の違いが影響しているでしょう。メルマガの場合、1通1通いかに購買に結び付けるかなど、広告色の多い内容ばかり送ってしまっているケースが多くあります。まずは、アパレル企業であればオススメのコーデ特集、ツール系のサービスであればより良く使ってもらうためのノウハウ提供など、有益性の高いメルマガも送りましょう

この企業からのメルマガは役に立つ!面白い!と思ってもらえれば、広告色の強いメルマガを送った時により高い効果を得られるでしょう。

そもそもメルマガの文章をじっくり読まれる必要はない

メルマガのゴールは、読まれることではなく購買やお問い合わせ、あるいは来店などでしょう。そのため、そもそもメルマガはじっくり読まれる必要はありません。

メルマガは興味を持ってもらい、リンクをクリックするなど次の行動に移してもらうことです。そのためには、じっくり読む必要のないメールを心掛けることもポイントです。

テキストは200文字~300文字程度に収め、「続きはリンク先で」というスタンスにすると良いでしょう。webサイトに訪れてもらうことで、より多くの情報を伝えることや、さまざまな行動に移してもらうこともできます。

さいごに

改めて、メルマガは読まれないものです。しかし、じっくり読まれる必要はなく、しっかり興味を持ってもらうこと、送られることを望まれるように心がけることが重要です。

当社が提供しているメール配信システム「Cuenote FC」は、開封率の取得からABテストまでよりコンテンツを改善するための機能が豊富にあります。ぜひご活用ください。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。またメールマーケティングに関するウェビナー・展示会などのイベントでのセミナー登壇も行っている。 本記事に関しては、企業の公式サイト・公的機関のデータ・当社が調査したデータと、著者の実績を踏まえて実態に即した内容提供に努めています。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、20年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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