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メールシステムの配信方法、使うメリットとは?目的に合った比較ポイントと選び方

公開日:2020/12/28  更新日:2021/11/12

メールシステムの配信方法、使うメリットとは?目的に合った比較ポイントと選び方


メール配信システムは、数多くのベンダーがシステムを提供しています。
有料や無料のシステムもあり選び方に迷ってしまうかと思います。

今回は、メール配信システムを使ってみたい、手軽に始めてみたいという方にもわかりやすく選び方のポイントを紹介しています。
それ以外にも、メール配信システムの情報がとりあえず欲しい、メールマガジンを始めたい。メールマーケティングで見込み客を増やしたい。というすべての方に解説していきます。


目次

1.メール配信システムとは?

2.メール配信システムのメリット
 2.1大量メール送信
 2.2メールマーケティング
 2.3トランザクションメール

3.メールシステムのデメリット

4.メールシステムの機能
 4.1高速・確実なメール
 4.2パーソナライズメール
 4.3ステップメール・シナリオ
 4.4HTMLメールの作成
 4.5クラウドサービスとオンプレミスのメールシステム
 4.6メールの効果測定
  4.6.1メールの到達率
  4.6.2メールの開封・クリック
 4.7メルマガの顧客管理機能
 4.8システム連携
 4.9セキュリティ対策

5.クラウドサービスとオンプレミスのメールシステム
 5.1クラウドサービスのメールシステム
 5.2オンプレミスのメールシステム

6.メールシステムの料金プランを比較
 6.1無料のメールシステム
 6.2有料のメールシステム
  6.2.1従量課金型のメールシステム
  6.2.2月額固定型のメールシステム

7.メールシステムの選び方のポイントとは?
 7.1メールシステムに必要な機能で選ぶ
 7.2メールシステムの料金プランで選ぶ
  7.2.1料金だけでメールシステムを選ぶデメリット
  7.2.2メールシステムの到達率や導入実績で選ぶ
  7.2.3メールシステムのセキュリティ対策で選ぶ

8.メールシステムを選ぶときの注意ポイント
 メールシステムとMAどちらを選ぶ?

9.2021年最新のメールマーケティングから考えるシステムとは?

10.メールシステムを選び方のまとめ




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メール配信システムとは?~基本~

メール配信システムとは、大量のメールアドレスに高速・確実に一斉送信ができるシステムです。

予約送信やテスト送信機能はもちろん、メールシステムの自動配信やセグメントメールの機能を利用することで、効果的なメールマーケティングも可能です。

その他にも、webサービスやアプリからユーザーに送信される自動返信もメール配信システムとシステム連携することで送信できます。

Outlookのようなメール配信ソフトや、Gmailのようなwebメーラーソフトの場合、大量送信やメールマーケティングの用途は想定されていないため、メールマガジンやメールマーケティング目的のメール配信をしたい場合、メール配信システムを導入する必要があります。

メール配信システムには顧客データの管理機能に加え、最近ではメール配信システムによるシナリオ配信の自動化や外部システム・データベースとの自動連携も柔軟に行えるようになっています。

そのため、必要に応じてシステムの機能拡張も可能です。 このように、最近のメール配信システムにはマーケティングオートメーションに近い機能が備わっているものもあります。

そのため、高機能で料金負荷が大きいマーケティングオートメーションを検討する場合、まずはメール配信システムも比較しシステムの選択肢にいれてみるのもおすすめです。




メール配信システムのメリットは?

メール配信システムのメリットについて具体的に紹介します。


大量メール送信

数十件程度のメール送信であれば無料のメール配信ソフトでも十分です。しかし、それ以上の送信数となるとスパムメールやメールが不達など大きな問題や課題が発生するため専用のメール配信システムが必要になってきます。
その配信に関わる問題とは、具体的にメールの遅延、メールが到達しない、迷惑・スパムメールになってしまうなどといった事象です。

一般的なメール配信ソフトでは、メール配信専用のサーバではなく、配信ソフト利用者自身のサーバーを経由してメールが送信されます。

一方、メール配信システムを利用した場合、メール配信システムを提供する会社がそれぞれ保有している、大量・高速メール配信ができるメール配信サーバーを経由して送信を行います。
そのため、メール配信システムでは大量メールの高速配信が実現します。

また、一斉送信をしたメール送信元はISPから迷惑・スパムメール判定をされやすくなるリスクを抱えています。
しかし、メール配信システム(配信エンジン)側で、意図しない迷惑メール判定を避けるための迷惑メール対策をした一斉送信も可能です。

これにより、メール配信の不達を最小限に抑えて確実に到達させることができます。
高い到達率で高速にメール配信ができる送信性能は、メールシステムによっても異なります。
メール配信システムによっては数千万規模の大規模メール配信も遅延なく確実に到達させることが可能です。

また、誤配信の防止にもメールシステムが導入されることがあります。 例えば、BCCにメールアドレスを入れて一斉送信しているケースなどでは、誤ってCCにメールアドレスを入れて、個人情報が他の配信先の人たちに洩れてしまったという問題をしばしば耳にします。

メール配信システムではシステムに取り込んだCSV形式のメールアドレスの一覧に対して、1件1件、個別でメール送信をすることで、誤送信の問題を減らすことができます。



メールマーケティング

一斉送信や不特定多数に配信されるメールマガジンと、「メールマーケティング」は意味合いが違います。
「メールマーケティング」とは、メール配信対象のもつ属性情報(性別、地域、購買履歴、業種など)や行動(Webのアクセス履歴など)に応じてコンテンツを最適化する、いわゆるパーソナライズ化されたメール配信のことです。

メール配信システムでは、送信先の属性対象を絞り込んだセグメントメールや、メール受信者の開封、クリック、サイト行動履歴などに併せてシステムから自動配信する機能が備わっています。

具体的な機能として、シナリオメールやカート情報を元にしたカゴ落ち対策メール、DMPと連携したレコメンドメールなど、様々な機能がメール配信システムに備わっています。

これらのメール配信システムの自動配信機能を利用することで、一斉送信メールよりも高い効果が期待できます。

このようにメール配信システムを利用することで効率的かつ効果的なWebマーケティングをすることができます。



トランザクションメール

トランザクションとは、いわゆるシステムから自動配信されてくる通知メール(自動応答)のことです。

例えば、Webサービスやアプリ利用に際し、会員登録や購入手続き、決済など、なんらかの行動をユーザーが起こした際の自動応答メールなどがあります。

自動メールの仕組みとしては、メールを送信しているサーバからメール配信システムを経由したSMTPリレーを行うだけです。

SMTPリレーによりメール配信システムからメールを代行して送ることで自動応答メールのような、ユーザーが行動を起こした際にすぐに通知メールを送信することができます。




メール配信システムのデメリット

メール配信システムのデメリットも紹介します。
メール配信システムを導入するデメリットが発生するケースというのは、導入企業の機能要件や予算、システムを運用する人員と、導入したシステムが「マッチしていない」ときに発生します。

下記のようなデメリットが導入企業によっては起こることを想定してメールシステムの導入を検討しましょう。


・機能不足
 本格的なメールマーケティングを実施したいのに、システム費用だけみて導入したが、結果やりたいことができなかった

・メールの到達率がよくない、遅延する
 費用が安価で導入したが、速報やキャンペーンメールが会員に届かない、遅延といった問題が発生し、結局リプレイスすることになった。

・料金プランがあってない
 月間の配信回数が多いのに従量課金でシステムを契約してコストパフォーマンスがよくなかった。また、思わぬ配信が発生し予算計画や配信調整が面倒だった。




メールシステムの配信方法から選び方までまとめて紹介


メール配信システムの機能とは?

高速・確実なメール

メール配信システムを提供する企業は、システム会社自身が保有するメール配信専用のサーバを経由してメール配信を行います。

これにより、メールシステムでは個人のサーバ経由で送信される一般的なメール配信ソフトよりも圧倒的に高速なメール配信を実現します。
メール配信システムの提供会社は、高い到達率で且つメールを高速に配信するためのノウハウをもっています。

また、高性能なメール配信エンジンやテクノロジーを持っているため、膨大なメール送信量であっても導入し易い料金プランでシステムを導入することができます。



パーソナライズメール

パーソナライズは、一斉送信メールと異なり、個々の顧客ごとに適したメールを配信することで、メールマーケティングの効果を高める方法です。

最近のメール配信システムではカゴ落ちメールやレコメンド、シナリオ配信などといった高機能なメール配信が可能となり、通常のメール配信の4~5倍近いコンバージョンをだすこともできます。

簡単なパーソナライズ配信機能でいえば、宛名などのメールに差し込む機能や、地域や性別、職種などの条件で絞り込んでメールするようなセグメント機能は、比較的どのメール配信システムにもあります。

そのため、まずは簡単なパーソナライズメールの配信機能を試してみるのがおすすめです。



ステップメール・シナリオ機能

ステップメール(フォローアップメール)とは、顧客や会員などが特定の行動を起こした日時を起点日に、予め作成しておいたメール文書をメール配信システムから自動的に送信する機能です。

例えば、会員登録、または商品購入された日時を起点日に、3日後⇒2週間後⇒1ヵ月後とメールシステムで定めたシナリオに基づき、顧客をフォローするメールやセールスメールを自動的に送信することが可能です。

サンクスメールや商品発送通知などといった定型化されたメールはメールシステムの自動送信機能を利用することで、顧客のフォローアップを自動化することができます。

また、下図のようなステップメールよりも更に上位の自動配信機能として、シナリオメール機能があります。
シナリオメール機能では、メールの開封・クリックの有無、またサイト行動履歴などに応じて次に自動配信されるシナリオメールをメールシステム側で分岐して配信する機能になります。

メールシステムの配信方法から選び方までまとめて紹介


不特定多数に一斉に送信されるメールマガジンも重要ですが、メール配信システムのステップメールやシナリオ機能を駆使することで、効果的なメールマーケティングが実現できます。



HTMLメールの作成機能

HTMLメールはメール文書に画像や装飾などを施したメールです。 テキストメールと異なり、HTMLメールの視覚訴求力は高くなりますが、その分、作成・送信までに手間がかかります。

アパレルや旅行業界など、ビジュアルに訴えかける訴求が効果的な業種であれば、HTMLメールは非常に効果的なメール配信となります。

HTMLメールを作成するには、HTMLをコーディングする知識に加え、webサイト制作とは異なるHTMLメール特有の作法(通常のHTMLとHTMLメールでは、メーラーの挙動により一部レイアウトが変わるなど、作法が違うことがある)に関するノウハウが必要とされます。


ただ、メール配信システムを利用すれば、HTMLメールエディタという機能があり、HTMLの知識がない方でも、ドラッグアンドドロップだけで、簡単かつ直感的にHTMLメールを作成できます。

メールシステムの配信方法・メリットや選び方をまとめて紹介


メール配信システムの利用料金はかかりますが、HTMLメールを作成するたびにかかる制作費用や時間などの負担がなくなります。

弊社が行っている、国内のEC売上トップ50位にランクインされているサイトのメルマガを調査した結果、2021年最新のデータでは、HTMLメールでメール配信をしているECサイトは80%以上にのぼりました。

メールシステムの配信方法・メリットや選び方をまとめて紹介

※本調査データは下記ページより無料ダウンロードが可能です。
2021年度最新メール・メルマガ配信の統計調査


多くの人は毎日大量のメールを受信している現代社会、開封されても興味を持たれないメールはすぐに読み飛ばされてしまいます。
HTMLメールは開封と同時に視覚的に訴求したい内容が読者に伝わるということが最大のポイントです。

そのためメール配信システムのHTMLメール作成機能(エディタ機能)は活用してみるのがおすすめです。



クラウドサービスとオンプレミスのメールシステム

メール配信システムには大きく分けて、クラウドサービスとオンプレミスの2種類があります。
まず、クラウドサービスのメール配信システムを導入する場合、最大のメリットは安価な料金でシステム導入ができること。

また、メールシステムが不要となった場合には解約できること、常に最新の機能が更新されることで機能的な恩恵を受けられることです。

クラウドサービスの料金プランは送信先のメールアドレス数でシステム利用料金が決まる月額定額性の料金プランと、メールの配信数で料金が決まる従量課金性のメールシステムの2種類があります。

メール配信数も一定数あり、システム利用料金も毎月変動しない方が良いという場合は、メール送信数の上限がなく予算も見通し易い月額定額性の料金プランがオススメです。

クラウドサービスのメールシステムは、パソコンにインストールする買い切り型のメール配信ソフトと比較するとトータルのシステム利用料金は高くなる可能性もあります。

ただし、個人情報を取り扱うメールシステムの最大のリスクでもある、セキュリティの脆弱性を、クラウドサービスであれば定期的にメンテナンス、アップデートすることでシステム利用者は安心してメールシステムを導入することができます。

また、クラウドのメールシステムはセキュリティだけではなく、機能面もアップデートされていくため、使い勝手や費用対効果も向上していくことが期待できます。

一方、オンプレミス型のメール配信システムの最大のメリットは導入企業の独自の要件を実現することができる点です。

例えば、金融機関や大企業の中ではメール配信システムを導入するにあたって独自の厳しいセキュリティ要件をもつケースがあります。

独自の環境が構築できるオンプレミスのメールシステムは、柔軟に企業の独自要件に応えることができ、保有する重要データをクラウドサービスに保存する必要がなくなります。また、機能面も独自のカスタマイズを入れられるなど、メールシステムの汎用性も高まります。
(ただし、当社が提供するメール配信システムのようにカスタマイズが可能なクラウドサービスもあります)

しかしオンプレミスのデメリットはシステム導入料金がクラウドサービスと比較して圧倒的に初期導入コストが高くなることです。また、メールシステムの運用・維持に一定の人件費が必要なことです。





メールシステムの効果測定機能

メールの到達率を確認

メール配信システムを利用すればメールが必ず届くわけではありません。
到達率を確認してみると一定数メールが到達していないことが分かります。
実はこの状況確認はとても重要な作業です。

メール配信システムでは、メール送信後、アドレス単位で誰にメールが届いたのか、届かなかったのか?といった計測結果や、届いていない原因の可視化、エラーのメールアドレスを除外するといった機能があります。

メール到達率が下がっている場合、メール配信システムの管理画面上でメールが届いていない原因をつきとめることで、具体的な改善施策をうちだすことができます。



メールの開封・クリック率を確認

メール配信システムでは開封率・クリック率・コンバージョンといった配信結果、計測も確認できます。開封率の確認により、メール開封の重要な要素であるメールの件名を見直すことができます。

メールの開封率には送信元名の見直しも重要です。
なぜなら送信元名はもっとも目立つ要素だからです。

メール配信システムでは送信元名を変更する機能があるので、メール受信者が、親しみを持っているショップ名やサイト名などを設定することで、アルファベットの羅列されたただのメールアドレスよりも受信ボックス内で目立つため、よりメール開封率を高めることができます。

クリック率からは開封後のメールコンテンツを見なおすことができます。どんな商品やコンテンツが受信者にとっていいのか、クリックされやすい文章構成、バナーの傾向はなんなのか?ということがクリック率からみえてきます。

メール配信システムではシステム管理画面から開封率やクリック率などの効果を計測した結果がグラフィカルに確認できるため、直感的にメールマガジの効果を把握することができます。 さらに必要に応じてメールシステムからCSV形式で詳細なレポートもダウンロードしたり、APIによるシステム連携で効果測定データを別のマーケティングツールに連携したりすることもできます。



メールシステムの顧客管理機能

メール配信システムでは顧客管理システム(CRM)のように、顧客の商談ステータスの把握やフォーム作成、マルチチャネル配信のような機能を有していませんが、メールアドレスをはじめとする様々な顧客情報をメールリストとしてメールシステム内で管理することができるため簡易的な顧客データベースとしても機能します。

メルマガの退会、管理もメールシステム内で一元管理が可能であり、メールの自動配信機能やエラーアドレスの管理などの機能も含めると、メール・メルマガ運用にかかる作業のほとんどはメールシステム内で効率的に完結させることができるため便利です。

メールシステムではAPIなどのシステム連携機能も活用でき、基幹システムやデータベースの連携、外部システムとの自動連携もできます。これらシステム連携を活用することによりメールシステム運用の自動化を行うことができます。



システム連携機能

メールシステムのAPI・システム連携の機能を活用することで、自社システム(顧客データベース)やマーケティングツール(レコメンド、DMP、CDP、マーケティングオートメーション、CMS)など、さまざまなシステムとの自動連携を行うことができます。

例えば自社データベースとメール配信システムをシステム連携する場合、メール送信先の設定にあたり、通常は手動で自社データベースからリストを抽出し、それからメールシステムに顧客データを取り込む手間も、セキュリティ上のリスクもあります。

また、メールシステム上で退会・解除の処理が行われた場合、自社データベース上にもそれを反映させるデータベース更新の作業が必要になるのも手間です。

しかし、データベースとメールシステムを連携することにより、システム間でデータベースの自動連携が行われるため、手動更新の手間の削減や個人情報に触れる機会を減らすことができるというメリットがあります。

その他にも、メールシステムのシステム管理画面から配信設定をするのではなく、自社システムの操作画面からメールシステムを介してメール送信の設定できるようになったり、 DMPとメール配信システムを連携して、カゴ落ちメールやレコメンドメールのような非常に高度なパーソナライズメールの配信を実現することもできます。

ただし、メールシステムも、システムによって連携のし易さ、システム連携の形式が異なるため、システム連携が簡単にできるか?というのも確認しておくのがおすすめです。



メールシステムの配信方法から選び方までまとめて紹介


セキュリティ対策

メール配信システムでは膨大な個人情報を取り扱います。
昨今、メール配信にかかる通信の盗聴や不正アクセス、システム・ネットワークセキュリティの脆弱性をついた外部からのマルウェア攻撃などにより個人情報を流出させられたり、不正にアカウントを利用されたりといった事故が起こっています。

そのためメールシステムのメール送信にかかる通信の暗号化、送信元認証の一種あるSPFやDKIMへの対応、システムアカウントへの不正アクセス防止のためのIP制限や二段階認証の導入、システム・アプリケーションの脆弱性対策を定期的に行うなどといったセキュリティ対策はかかせません。

クラウドサービスのメールシステムというと、メール配信サーバを共有するため、むしろセキュリティ対策に不安が残るように感じるかもしれません。

実際には、メール配信ソフト(パソコンにインストールするソフト)と比較して、クラウドサービス型のメールシステムのほうがセキュリティの脆弱性対策などを定期的にアップデート対応してくれるため安心したシステム利用が可能になります。 わかりやすい指標はある程度の規模感のシステム導入実績があるメールシステムを導入することです。

大企業などでも利用実績があるクラウドサービスのメール配信システムを比較検討してみましょう。




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クラウドサービスとオンプレミスのメールシステム

クラウドサービスのメールシステム

昨今、あらゆるシステムがクラウドサービスとして提供されることとなり個人事業主、中小、大手に限らずクラウドサービスが導入されています。

クラウドサービスのメールシステムでは毎月一定のシステム利用料金が発生しますが、システム構築にかかる費用と工数負担が少なく済むのがうれしいポイントです。

また、オンプレミスのメールシステムと比較した場合、導入時の料金が圧倒的に安いというメリットもあります。

さらにクラウドサービスという性質上、定期的にシステムセキュリティの見直しや機能アップデートなどがあり、メールシステムのユーザービリティはシステムを利用していくにつれて強化されていきます。

クラウドサービスのメールシステムは月額数千円と低価格から導入できるため、よほど特別且つ独自のセキュリティ要件がない限りはオンプレミスではなくクラウドサービスのメールシステムを選ぶのがおすすめです。



オンプレミスのメールシステム

オンプレミスのメールシステムの最大のメリットは自社のセキュリティ管理下でシステムを管理、セキュリティ環境を構築できることです。

クラウドサービスと異なり、オンプレミスはメール配信サーバーやシステム環境を完全に占有できるため、クラウドのように他社のシステム利用にかかる影響を受けません。 さらに、自社要件に合わせたメールシステムのカスタマイズにも柔軟に対応できます。 オンプレミスは金融商品を取り扱う金融機関をはじめ、大企業の中でも独自のセキュリティ要件がシステム導入にかかってくる企業には重宝します。

しかし当然、メール配信システムの環境をオンプレミスで構築するということは膨大な料金と工数がかかるため、現代ではオンプレミスのメールシステムを導入する企業は極々少数に限られます。




メール配信システムの料金を比較

無料のメールシステム

無料のメールシステムは全ての機能が無料で使えるわけではありません。
あくまで一部の機能と、一定の上限を設けられた送信数に限り無料で利用できるというものです。

無料のため、メール配信システム利用の初心者にはお試し導入がしやすくなります。
無料の範囲である程度メールシステムを利用してみて、よければ無料から有料プランに切り替えるといったものです。

ただし、無料のメールシステムで送信できるメール件数や、利用できる機能が極めて限定的です。
そのため、本当に小規模で、且つ最低限のメール配信ができれば十分ということであれば、無料のメールシステムでもいいかもしれません。

しかし、数千件以上のメール配信をしたい、またはある程度メール・メルマガをマーケティング施策として本格的に活用していきたいといった場合は有料のメール配信システムを導入するのがおすすめです。

有料のメールシステムでもトライアルが提供されているので無料のお試しができ、システムの操作感を確かめることができます。

また有料のメールシステムは、メールマーケティングやメルマガ配信で必要とされることが多い機能を標準機能として利用できるシステムが多いです。
無料のメールシステムと比較して、有料のシステムは数万~数千万以上の配信規模にも対応しているため、小規模~大規模なビジネス利用まで幅広く導入されています。

また、セキュリティ、サポート面なども含めると、当然無料のメールシステムと比較して充実していることが期待できます。



有料のメールシステム

有料のメールシステムでは自動配信機能やHTMLメールの編集機能などメールマーケティングで非常によく使われている機能が豊富です。
有料のメールシステムにも2種類の料金プランがありますので具体的に紹介します。


1.従量課金型のメールシステム

従量課金はメールを送信した通数分だけシステム利用料金がかかります。
年に数回や、極々限られた回数しかメールシステムを利用しませんという企業では配信した分しか請求されない従量課金型のメールシステムがおすすめです。

ただし、この料金プランは毎月のメールシステムにかかる請求金額が変動するという点が難点です。
メルマガの送信先アドレスは日々変動するもので、配信件数もそれに合わせて変動します。
予算通りの計画や稟議が面倒な場合などは料金が定額プランのメール配信システムがおすすめです。


2.月額固定型のメールシステム

料金プランが月額固定型のメールシステムでは、メールの配信通数ではなく、メールを送信する対象となるレコード数(メールアドレスの数)で料金プランが決まります。
1ヶ月間の間にメールシステムに登録されたメールアドレス数で月額料金が決まるため、メールを何通送信してもシステム利用料金は変わりません。

よって、メール送信回数が多かったり、毎月決まった範囲内でメールシステムを利用したいという企業では月額定額プランのメールシステムを選ぶのがおすすめです。




メール配信システムの選び方とは?

メールシステムに必要な機能で選ぶ

メール配信システムによって実装されている機能は異なります。
クラウドサービスのメールシステムの多くは、ある程度の機能が各社のメールシステムで共通していることが多いのですが、高度なパーソナライズメールを送信したいといった要件の場合、対応できるメール配信システムが限られてきます。

よく機能の有無で検討の軸にだされやすい機能は、 メール配信結果の確認、セグメント配信機能、HTMLメールの作成・配信の可否、ステップメールなどの機能があげられます。
その他にはエラーアドレスの管理、会員収集ができるメールシステムに備え付けのフォーム機能、ファイル添付の可否、メール文書の多言語対応、APIによるシステム連携などといった機能があります。

知っておきたいポイントとしては、各機能の内容がメールシステムによって異なることです。



例えば...

・セグメント機能はメールシステムによっては複雑な条件が組めない

・ステップメール配信はできるが、受信者の行動に応じたシナリオ分岐はできない

・テンプレートの縛りがあり、自由なレイアウトが組めるHTMLメールの作成・編集機能を有していない


など、メール配信システムによって機能の内容は異なります。

メールシステムの導入を検討の際に優先度の高い機能が決まっている場合は、機能の有無だけで判断するのではなく、機能の内容にまで考慮してシステムを選びましょう。



メールシステムの料金プランで選ぶ

料金だけでメールシステムを選ぶデメリット

携帯料金のプランを比較するのと同じように、メールシステムによっても月額の料金には幅があります。
「メールを高速・確実に届けたい...」、「メールシステムを導入する以上はしっかり効果をだしていきたい...」といった要望がメールシステムの導入企業としては当たり前にあるはずです。

しかし、メール配信システムによっては一定数メールが到達しない、遅延するといった問題が発生したり、機能不足でやりたい施策が行えなかったりということが導入後に発覚し、結果的にメールシステムを導入しなおす必要に迫られるといった問題が起きることも少なくありません。

メール施策はおまけ程度で、最低限のメール一斉送信ができればいいという企業でなければ、やはりメールシステムの利用料金以外の配信精度やシステムセキュリティ、メールマーケティングの機能面にも目を向けたシステム選びが大切です。


メール配信の到達率や導入実績で選ぶ

メールシステムを利用する中で「メールが到達しない」、「なぜか迷惑メールに届く」といった問題が発生することが多々あります。

また、メディアなどを運営していて速報として情報を配信したいのに、配信に数時間単位の遅延が生じてしまうことがあり、情報の鮮度が落ちてしまうといった問題も起こることがあります。

メールを高速・確実に到達させるには、メール配信システムを提供するシステム提供会社の配信にかかるノウハウや技術力といったものが影響します。

メール配信システムを導入検討する企業側には目に見えないところではありますが、大量メールを高速、確実に配信している実績がある企業を選定候補にあげることで、比較的配信も安定したメール配信システムを選ぶことができます。

導入実績以外にも実際にそのメールシステム事業者がどのくらいのメールを送信している実績があるかなどにも注目してみると数値情報としてシステムの比較がしやすくなります。


メールシステムのセキュリティ対策で選ぶ

個人情報を取り扱うメールシステムでは管理画面への不正アクセスやシステムセキュリティの脆弱性を狙ったマルウェア攻撃をされるといった心配もあり、情報漏洩のリスクがつきものです。

セキュリティ対策もいってしまえばぴんきりです。
具体的には、自社の環境に完全に依存するインストールタイプのメールソフトから、厳しく複雑なセキュリティ要件にも柔軟に対応できるオンプレミス型のメールシステムまでさまざまです。

導入にかかる料金やメールシステム構築の工数負荷、セキュリティのバランスが高いクラウドサービスのメールシステム導入が多くの企業においてはおすすめなのですが、気を付けるべきポイントは、メールシステムのセキュリティは万能ではないということを認識することが必要です。

情報漏洩や誤送信などの問題をきちんと意識したうえで、メール配信システムを導入検討するようにしましょう。




配信システムを選ぶ時の注意点

メールシステムとMAどちらを選ぶ?

MA(マーケティングオートメーション)は非常に高機能で優秀なマーケティングツールです。

MAの主な特徴に顧客のスコアリング機能や顧客行動履歴に基づいた複雑なシナリオメール機能があります。

さらにはメール以外のチャネルへ配信(LINE、SMSなど)することも可能です。 しかし、このような高機能システムは当然料金がメールシステムよりも高額になるというデメリットは避けられません。

メール配信システムでは顧客のスコアリング機能(主にBtoBビジネス用途で活用)やマルチチャネルでの配信などはできませんが、最近のメールシステムではMAの主力機能であるシナリオメールの配信ができるメールシステムも登場してきています。

メールシステムではMAほど複雑で膨大なシナリオメールを配信することには向いていませんが、ある程度のシナリオメールを配信することができます。

したがって、料金を抑えて、高度なオンラインマーケティングを行いたいという場合は、メールシステムの導入を検討してみるのがおすすめです。

また、料金以外にも、システムの操作や設定がシンプルという点はメールシステムのメリットとして捉えることができます。




2021年最新のメールマーケティングから考えるメールシステムとは?

Adobeが2019年に発表したマーケティング関連の考察記事では、これからのマーケティングトレンドはパーソナライズといっていました。
SNSやインターネット、スマートフォンなどの誕生により、消費者の価値観が多様化した昨今では、画一的なアプローチでは多くのユーザーの心を掴むことはできなくなりました。

そこでユーザーの行動履歴(Web行動履歴をトラッキングしたり、メールの開封・クリック・コンバージョン、カート情報など)から顧客のパーソナリティを分析・蓄積し、ユーザー一人ひとりに適したコンテンツを届けたり、アプローチしたりする必要性も出てきています。

これは、メルマガ配信後の退会・解除の低下、リピート率、クロスセルの上昇にも繋がるため、メールシステムを選ぶ際は、どの程度のパーソナライズメールの配信を行っていけるかという点にも注目するとトレンドに即したメールマーケティングを行うことができます。




メールシステムを選び方のまとめ

今回は2021年最新の情報もふまえてメールシステムの選び方について徹底的に解説しました。
クラウドサービスかオンプレミスのメールシステムか?それとも格安のインストールタイプのメール配信ソフトを選ぶべきか?

昨今、多くの企業の場合、クラウドサービスのメール配信システムが選ばれることが多く、セキュリティ、メールマーケティング機能のアップデートという観点でもクラウドのメールシステムがおすすめです。

メールシステムの料金プランも従量課金の料金と、月額定額の料金プランがあることをそれぞれ説明しました。

どちらの料金プランもメリットデメリットがあるため、自社の状況を適切に理解することで損をせず適切なメールシステムの導入・運用ができます。

是非今回紹介した知識をもとに失敗しないメールシステム選びをして頂ければ幸いです。









メール・メルマガ配信システム・サービス【Cuenote FC】 キューノート エフシー


メール・メルマガ配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数56億通・時間1,000万通以上(※)の高速メール配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。 ※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値

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阪急阪神東宝グループのユミルリンク株式会社は、10年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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