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【メルマガのテンプレート】成果につながる作成方法は?サンプルもあり

公開日:2017/04/27  更新日:2024/02/17
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メールマガジンテンプレートの作成方法と活用メリットの紹介



メルマガ(メールマガジン)は、リードの獲得・リピーター獲得など必ず目的があります。その成果を上げるためには、パッと見た瞬間に「ほしい」「気になる」「いいな」と心を動かす必要があります。

そのためには、文章やコンテンツ内容をよくすることが最優先ですが、見た目も非常に重要であり、「どのようなテンプレートを作成して運用していくか」を考えることが大切です。

当記事では、成果につながるテンプレート作成の考え方・作り方をご紹介します。 最後にサンプルも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

メルマガをテンプレート化する目的とは?

メルマガをテンプレート化する目的は、もちろんメルマガの成果を上げることですが、成果を上げるために以下のような目的も考えられます。

メルマガの改善を行いやすい

毎回異なるフォーマットのメルマガを送信した場合、効果が悪かった時、良かった時、そのフォーマットが良かったのかコンテンツが良かったのか判断することができません。
反対にテンプレートを作成し、毎回同じフォーマットのメールを送った場合は、効果の良し悪しはコンテンツの中身と判断することができます。

またABテストができるメール配信システムを使用すれば、コンテンツは同じで、テンプレートの部分であるボタンの色だけを変えてみるという方法ができます。効果によってテンプレート自体を改善することができるため、より良い見た目のメルマガを作成することができます。

統一感で読み手に親近感を与える

毎回同じフォーマットのメルマガを送付すると、受信者側は「今週も〇〇社からメルマガが届いた」と習慣化につながる効果が期待できます。また統一感が出ると、受信者は読み慣れるため、より深く購読してもらえる可能性があります。
特にECサイトで毎回違う商品の提案を行っているメルマガの場合は、テンプレートを作成し毎回同じフォーマットのメルマガを配信すると良いでしょう。
一方で、特別な内容の場合は、あえていつもと違う雰囲気のメルマガを送ることによって特別感を高めることができます。

メルマガ作成の作業短縮になる

テンプレートを作成すれば、メルマガの内容を作成するときは構成が同じため、メルマガを効率的に作成することができます。
メルマガの内容検討により時間を避けるほか、メルマガ以外の作業に時間を充てることもできます。

メルマガのテンプレートを作る要素ごとのポイント

メルマガのテンプレートを作成するにあたって、図の部分にそって考えていきましょう。

メールマガジンテンプレートの作成方法と活用メリットの紹介

全体

メルマガの全体的な方向性を考えます。例えば以下のポイントで考えます。

  • メルマガの目的は?
  • メルマガで何を伝えたい?
  • その事業・商品のイメージは?

目的や何を伝えたいかや、商品のイメージによって使用すべきテンプレートは変わってきます。最初に方向性を固めましょう。

競合や近しいイメージのメルマガを購読してみる

競合や、同じターゲット層に向けた企業のメルマガを購読してみて、どのテンプレが良いか考えてみるのも良いでしょう。特に見た目に気を付けているメルマガであれば、ABテストを行ってブラッシュアップされている可能性があります。ただ単に参考にするだけではなく、なぜそのような見た目になっているか、なぜそのようなデザインになっているかを考えると良いでしょう。

タイトル・件名

メールのタイトルは、開封してもらえるかどうか最初の大きな関門です。
件名に関しては、厳密にはテンプレ―トではなくレギュレーションを決めます。

メールボックスで見た際に、目立ち興味を引く内容を考えます。件名の文字数をスマートフォンで読みやすくするために、20文字程度で十分内容が伝わるようにすると良いでしょう。冒頭に【〇〇キャンペーン】のように墨付き括弧を付けて読みやすくすることで目立たせることもできます。

ヘッダー、挨拶文(冒頭)

メルマガヘッダー、挨拶文

タイトルの次に目に入るものが、ヘッダー・挨拶文(冒頭)です。開いてもらった人に、メルマガを読んでもらえるように訴求する部分です。何行分ぐらいの分量にするか、大きな流れなどをテンプレート化しましょう

画像などを配置するHTMLメールでは、自社のロゴやブランドの画像、1行程度の文章に加え、バナーを大々的に掲載するケースが多くあります。バナーはセール情報やクーポンといったお得情報や、新商品の宣伝など購読者が目につくような内容を掲載しています。

HTMLではない文章だけのメルマガの場合は、冒頭の文章では1行読んだらその次の行を読みたくなるように、2行目を読んだらその次を...というように1行1行において、次を読んでもらいたくなるよう注意を払ってライティングしましょう。

各見出し・本文(コンテンツ)

テンプレートの効果が出やすい部分が、各見出しや本文です。
1回のメルマガの長さをどうするか、見出しのパターンをどうするかなどを考えます。

メルマガはページの下部ほど見られなくなるため、2~3ぐらいのコンテンツ程度がよく、重要なものから順番に記載すると良いでしょう。ただし、長くても効果がある可能性もあるため、ABテストなどを実施し最適化を行いましょう。

またCTA(コール・トゥ・アクション)と呼ばれる、「詳細を見る」などのボタンをどこに入れるかを考えます。例えばメルマガを開いた瞬間に表示されるファーストビュー内にボタンを設置すると押してもらえる可能性が上がります。
デザインも重要です。ボタンだと一目で認識し、押したくなるような見た目にすることが大切です。ボタンは色を変えるだけでも効果に違いがでるため、複数試してみましょう。

フッター

フッター

フッターは、SNSのリンクや解約方法、コピーライトや会社情報などを記載することが一般的です。基本的には読まれず、また読んでもらうための内容ではありません。テンプレートを決めて毎回考えなくて済むようにしましょう。気を付けるべき点としては「解約方法」を目立たせることです。

メルマガ担当者としては解約を防止したいと考える方も多いと思いますが、解約方法が分かりづらいと迷惑メールに振り分けられてしまいます。迷惑メールに多く振り分けられると受信しているメールサーバ自体が迷惑メールと判定してしまい、他の人にも届きづらくなる可能性があります。わかりやすく目立つようにしましょう。

すぐに使える無料メルマガテンプレート

2023年現在のメルマガトレンドとしては、HTMLメール形式が主流となっています。2020年のデータになりますが、国内EC売上トップ50位を対象としたメルマガ調査によると、HTMLメール形式でメルマガ配信を行っている企業が、92.7%にもおよぶ結果もでています。

そのHTMLメールの作成には、コーディング知識が必要となり、手間がかかります。
HTMLエディターのあるメール配信システムを使用していても、デザインを作成するときには悩みますよね。 まずは無料のテンプレートをぜひご活用ください。

メルマガの基本のサンプルと、BtoB、BtoCそれぞれに合わせたサンプルをご用意しましたのでダウンロードしてメルマガ運用に活用してみてください。 レスポンシブ仕様なので、メーラーの横幅に合わせて自動的に可変するデザインとなっております。

さらに企業独自のデザインで配信されたい方は、コーディング知識がなくても作成できるHTMLエディターという機能を使って作成することも可能です。

HTMLエディターは、直感操作でドラッグ&ドロップのみでHTMLメールをデザインできる便利な機能となります。 メール配信システム等のツールを導入すると使える機能なので、メール配信システムを提供しているベンダーを確認してみるのが良いです。

デザインに悩んだら?

デザインに悩んだ場合には、競合や近しい業種のメルマガを購読してみて分析することはもちろんのこと、オシャレなメルマガをまとめたサイトなどもあります。レイアウトや色味、見た目など参考にしてみるとよいでしょう。
ただし、メルマガは中身(コンテンツ)が重要ですのでオシャレだからといって必ずしも効果が高いわけではありません。あくまでデザイン作成の参考として活用することをオススメします。

まとめ

以上で、メルマガテンプレートを活用するメリットや利用方法のご紹介でした。 まずは、複数のテンプレートを用意してみて同じキャッチコピーや画像で、ABテストを行うことをオススメします。

これを何度か繰り返すことで読者に見られやすいメルマガ構成が見えてきます。 ABテストを行ううちに事例やデータが蓄積されていくので、効果検証を繰り返して自社にあったメルマガテンプレートを作成してみてください。

今回はメルマガテンプレートを活用するメリットについてご紹介しましたが、そもそもメルマガを始めるために必要なことや便利なシステムの紹介記事もあります。

メールマガジンテンプレートの作成方法と活用メリットの紹介

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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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