1. Cuenote
  2. メール配信システム・メルマガ配信サービス
  3. ブログ・各種資料
  4. マーケティングブログ
  5. 「各位」の正しい使い方とは!失礼のない使い方や注意ポイントを解説

「各位」の正しい使い方とは!失礼のない使い方や注意ポイントを解説

公開日:2025/10/27
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「各位」の正しい使い方とは!失礼のない使い方や注意ポイントを解説

ビジネスシーンで誰もが使う「各位」。
あなたは正しい使い方に自信がありますか?「なんとなく使っているけれど、これで本当に失礼がない?」と、メールやビジネス文書で誤った使い方をしていないか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

今回は、「各位」の正しい使い方と注意するべき点についてわかりやすく解説します。


Cuenote FCで成果が見える
メールマーケティングを
Cuenoteシリーズ契約数2,500以上、業界最高水準の継続率99.6%(2021年1月~12月実績)

Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!

詳しくはこちら »



そもそも各位の意味とは?

「各位」とは、「皆様・皆様方」という意味を持つ言葉です。
多人数の相手に対して呼びかける際の敬称として用いられます。
特にビジネスシーンで頻繁に使われており、社内・社外どちらの相手に対しても活用することができます

各位と皆さま、ご担当者様との違いは?

用語対象用途・使い方丁寧さの度合い備考
各位複数の不特定・特定の人々複数人に対して正式・ビジネス文書で使うやや堅い目上の人や複数の関係者に使うことが多い
皆様複数の人々(一般的)挨拶や案内状、スピーチなど幅広く使う丁寧広く親しみやすい表現
ご担当者様役職がはっきりした相手担当者宛てのビジネスメールや文書とても丁寧役職や名前が分からない担当者に使う

「各位」と「皆さま」の違いは?

「各位」は文語的でビジネス文書や公式な通知などにおいてよりフォーマルな印象を与えます。対照的に、「皆さま」は汎用的で柔らかく親しみやすい印象を与えます。

そのため、公式なお知らせでは「各位」を用いるなど、内容や場面に応じた使い分けが必要です。

「各位」と「ご担当者様」の違いは?

「ご担当者様」は特定の個人を指す場合や、担当者の名前が不明な際に用いる敬称です。1人の相手に対する丁寧な表現として使われます。
反対に「○○担当者各位」などで「各位」を用いると、特定の部署・業務に関わる複数人を指します。

そのため、1人の担当者には「ご担当者様」、複数名の場合は「担当者各位」を用いることが適切です。

「各位」が向いている利用シーンと向いていない利用シーンは?

向いている利用シーン

  • 複数名宛てに送るとき
  • 様々な属性の人たちに対して送りたいとき

「各位」は一般的な敬称であるため、社内・社外のどちらの用途でも利用でき、複数名に対して宛てる場合に向いています
また、「各位」は企業名などを入れずに単体で使用することもできるため、複数名の様々な人たちに対して発信したい場合にも利用することができます。

向いていない利用シーン

  • 宛先が個人の場合
  • 宛先が1つの企業や学校など団体の場合
  • 宛先が2名のみの場合

反対に、個人や特定の団体・企業に対して「各位」を使うことは失礼な印象を与える場合もあるため注意しましょう。
個人に宛てる際は「様」、団体・企業に対しては「御中」を使うなど、状況に応じた使い分けが大切です。

また、宛先が2人の場合は「各位」ではなく、「○○様、△△様」のようにそれぞれの個人名を連名で記載するのが無難です。
そのため原則3人以上の相手に対して呼びかける必要がある際に利用することが適切です。

「各位」の正しい使い方

社内向けに使う場合

社内の複数名に対して連絡をする際は、該当部署・役職などの属性に対して連絡したい場合に「各位」を用いることができます。また、宛先に上司や目上の人がいても使用することができるため、汎用性が高いです。

使用例

  • 特定の部署宛ての場合:○○部各位
  • 社員全員宛ての場合:社員各位、各位
  • <特定の役職宛ての場合:マネージャー各位、役員各位

社外向けに使う場合

社外向けでは多くの場合、顧客に対してのお知らせや、取引先・関係者への連絡などで利用されます。原則は、3社以上の企業や、複数名の関係者などに宛てた内容に用いられます。

1~2社宛てや2人までの個人に宛てる場合は、企業名や個人名を記載するほうが無難です。

使用例

  • 不特定多数の顧客宛ての場合:お客様各位、会員各位、ご契約者各位
  • 特定の属性を持つ複数人宛ての場合:株主各位、関係者各位
  • 1社の複数担当者宛ての場合:株式会社○○担当者各位

使用する際の注意点~二重敬語に注意~

「各位」は、「様」や「御中」と同様に、それ自体が敬称にあたる言葉です。そのため、「○○様各位」などの「各位」の前の敬称や「○○各位様」といった後の敬称は必要ありません。
この場合、敬語を重ねている「二重敬語」にあたるため、注意が必要です。

「お客様各位」など例外もある!

よく目にする「お客様各位」という表現は二重敬語にあたりますが、一般的に使用されています。
こうした一部の表現は、二重敬語でも広く定着しているためマナー違反にならないケースがあります。その他にも「ご来賓各位」などが二重敬語にあたりますが、マナー違反にはなりません。

よくあるケースごとの使い分けは?

メルマガなどメールマーケティングで一斉送信する場合

メールマーケティングでの一斉送信の場合も各位を使用することは可能です。しかし、送る内容や相手によっては、やや硬すぎる印象を与える可能性があります
「皆様」などの柔らかい印象の言葉をあえて選ぶことで、受け取り手に親しみやすさを与えることもできます。

また、メルマガの一斉配信では、「各位」などの一律な宛名ではなく、個人名や会社名の「差し込み機能」を活用することで、より受け取り手の関心を引くことができます
個人名の差し込みが入ったメールでは、受け取り手が自分宛の内容であると認識しやすく親近感を与えるだけでなく、開封率の向上にも繋がります。

メルマガなどの一斉配信で効果を最大化させるためには、「差し込み機能」を活用することが大切です。

ビジネスチャットでの活用は?

ビジネスチャットの場合に、チャットに参加している全員に対して宛てる際に「各位」を用いても失礼ではありません。
しかし、一般的にビジネスチャットではメールよりもフランクなコミュニケーションの場であることが多いため、「各位」は少々堅苦しい印象を与える可能性があります。

また、ビジネスチャットのツールによっては「@everyone」や「@全員」などの全員宛てのメンション機能があるため、そうした機能を活用するほうが無難です。
メンション機能が無い場合も、「各位」よりカジュアルな印象のある「皆さん」や「皆さま」といった表現を用いることが多いでしょう。

まとめ

「各位」は複数名への連絡を効率的に行う上で非常に便利な言葉です。しかし、誤った使い方をしてしまうと、相手に失礼な印象を与えたり、伝えたい意図が正確に伝わらなかったりする可能性もあります。
使いやすい言葉だからこそ、原則3人以上の複数人に使うことや二重敬語などの細かなマナーに気を配ることが大切です。

普段何気なく使っている言葉ほど、意味や使い方を今一度振り返ることを意識しましょう。

メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】 キューノート エフシー


メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数81億通・時速1,100万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値


メール配信システムCuenote FC

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、20年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

Cuenoteシリーズの導入に関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください

ユミルリンク株式会社
受付時間 平日 10:00〜18:00
ページの先頭へ
多機能・高速・確実に届く!