メルマガの配信スケジュールの立て方とは?メールの再利用も
ビジネスメールの件名を攻略!初めての相手などケースに応じた例文紹介
ビジネスメールは、仕事を円滑にするために重要なメールです。特に初めての相手に対してのメールは、第一印象が決まる大切なコミュニケーションです。
当記事では、初めての方へのビジネスメールの書き方を、メルマガのエッセンスなどを含めて解説していきます。特に読んでもらいやすいメールの件名の作成方法や例文・ポイントも紹介していきます。
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なぜ、ビジネスメールに件名が重要なのか
ビジネスにおけるメールは、コミュニケーション手段として多用されることが多く、大切なメールであっても埋もれてしまう可能性があります。また、初めての相手に対してはメールを開いてもらわなければ、情報を伝えることすらできません。
メールの件名が工夫されていたら、優先度高く対応される可能性もあるなど、相手の反応も変わるため、非常に重要です。
ビジネスメールの件名を攻略!抑えるべきポイント4つ
メールを開封してもらうためには、受信ボックス内で一目でわかる簡潔かつ具体的な件名をつけるように意識しましょう。特に以下の4つのポイントは抑えましょう。
- メールの件名は30文字以内に収めること
- 最初の14文字程度で内容が分かるようにする
- 要件や重要度などポイントが一目でわかるようにすること
- 1つのメール件名には1つの要件を
ビジネスメールの件名は30文字以内に収めること
メールの件名は、内容を読んでもらうための見出しであるため、簡潔にすることが大切です。基本的には30文字以内に収めることをオススメします。「日時+要件」や「会社名+内容」など、2つ程度の短い文章を繋げると良いでしょう。
例:【m月d日】〇〇のお打合せについて (日時+要件)
例2:【ユミルリンク】記事執筆の件について (会社名+内容)
墨付き括弧【】を活用して読みやすくすることもポイントです。一瞬にして内容が伝わります。またメルマガや相手との関係性から崩した表現でも可能であれば「!」や「?」などの記号を活用して区切ることもよいでしょう。
最初の14文字程度で内容が分かるようにする
14文字程度の文章は一目で内容を理解しやすいと言われています。実際にYahoo!ニュースのトップページの文字数は2025年現在では15.5文字です。
メールの件名は30文字程度にし、重要なポイントや訴求ポイントは前半にまとめることをオススメします。
要件や内容は具体的に一目でわかるようにすること
分かりやすい例では「初めてのご連絡です」などのメール件名では、誰か何の用なのかが不明瞭です。「ブログの集客についてご相談」など、具体的に何の要件なのか分かるように心がけましょう。
特にメルマガなど販促用途では注意が必要です。
例えば「問合せ数を増やす方法を教えます!」というメールの件名では、内容が広く読者にとってイメージが付き辛い場合があります。「ブログ経由の問合せを増やすコツとは?」など、少し具体的にすることにより、読者により興味を惹いてもらうことができます。
1つのメール件名には1つの要件を
メール送信時のマナーとして1つの用件に対して1つの件名を設定します。つまり、1つのメールに対して用件は1つで件名も1つです。メールの件名を書くときに、何の「用件」なのかは必ず明記しましょう。
また要件に日時がある場合、日時も記載することをオススメします。
NGなメールの件名とは?例を交えて紹介
ビジネスメールでは、空白は説明不要でNGですが、それ以外にも気を付けるべきことがあります。主に5つ紹介します。
- 件名と内容が不一致なこと
- 機種依存文字は使わないこと
- 簡潔過ぎて要件が不明瞭な件名
- 【緊急】など重要事項を多用すること
- 命令調などビジネスの礼儀を欠いた語調にすること
件名と内容が不一致なこと
開封してもらいたいために、件名を誇張することや、メールのメインの内容ではない部分を件名にするなど、件名と内容を不一致にしてはいけません。
そのメールに対しては、読んでもらえる可能性はあるものの、信頼関係が失われる可能性もあります。
ただし、返信の場合や複数回やり取りしているメールの中の場合、件名は変えないようにしましょう。Re:がついている場合はRe:はつけたまま返信することが望ましいです。どのメールに対して返信しているのかわかるようにするためです。この場合、メールの件名と内容が不一致でも基本的には問題ありません。状況に合わせて適宜検討しましょう。
機種依存文字を使用するのは避ける
機種依存文字は、PCの環境によっては正しく表示されない場合もあります。①や㈱など意外と気づかずに使用していませんか?
文字化けや理解不能な文字に変換されてしまう可能性が高いので使用は避けましょう。
例:第②回ユミルリンク㈱セミナーのご案内
【緊急】など重要事項を多用・使用方法を誤ること
【緊急】や【重要】を多用することや、不必要に使用することは避けましょう。
【 】を使用することで件名が目立ちますし、相手に気づいてもらいやすくなるメリットがあります。しかし、本当に緊急を要する時以外の使用はやめましょう。
多用すると大して緊急でもない内容でも【緊急】と書く人とレッテルを貼られ信用性を失ってしまいます。
例:【緊急】回答期間まであと1週間です
簡潔過ぎて要件が不明瞭な件名
また件名は簡潔にまとめることが重要とお伝えしていますが、簡潔すぎるのもかえってよくありません。
例:30日の件
日付が入っていて日時という具体性が入っているのですが、これだけではなんのことかさっぱりわかりません。以下のような改善が必要です。用件を加えるだけで具体性が加わりわかりやすくなります。
例:6月30日のセミナー受講の件
ビジネスメールで活用できるメールの件名例
ビジネスメールで活用できる場面別のメールの件名例を以下に紹介いたします。
初めての相手に対してのメールの件名
- 例
- 件名:【ご挨拶】〇〇よりご紹介頂いた△△です
- 件名:【ご挨拶】ユミルリンク株式会社××です
お礼をするときのメールの件名
- 例
- 件名:本日の〇〇案件打合せのお礼
- 件名:昨日のお食事会のお礼
お詫びをするときのメールの件名
- 例
- 件名:【お詫び】〇〇の納品遅延の件
- 件名:〇月〇日の件のお詫び
依頼をするときのメールの件名
- 例
- 件名:〇〇見積書のご依頼
- 件名:【ご依頼】メール配信システムの資料送付について
ケース別の件名とメール文章の例文
メールの件名とセットで使う内容を踏まえた例文を紹介します。
新任の挨拶メール
挨拶メールは、まず自分が何者なのかを件名に明記すると良いです。但し、「〇〇です」のような端的すぎる書き方は避けましょう。
特に面識のない相手には名前だけではどこの人なのかわからない上に、迷惑メールと勘違いされてしまう場合もあります。
会社名や所属名を入れることで相手に理解されやすく好印象となります。
件名:【ご挨拶】ユミルリンク株式会社××です
株式会社〇〇
営業部△△様
いつもお世話になっております。
ユミルリンク株式会社××と申します。
早速表題の件ですが、この度担当業務の改編に伴い前任の〇〇に代わり貴社の担当を私××が務めさせて頂くことになりました。
至らない点があるかもしれませんが、いち早く貴社のお役に立てるよう努める所存です。本来ならば直接伺うべきところですが、まずはメールにて失礼いたします。
改めてご挨拶の機会をいただけますと幸いです。
これからも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
(署名)
お礼メール
お礼メールは何に対してのお礼なのかを件名に明確に記載することを意識すると相手にも伝わりやすいです。
またメールを送るタイミングもなるべく早く送ることをおすすめします。相手にも好印象を与えるので送信するタイミングも逃さないようにしましょう。
件名:本日のお打ち合わせのお礼
株式会社〇〇
□□部△△様
お世話になっております。
ユミルリンク株式会社××です。
本日は、ご多用のところお打ち合わせのお時間をいただきありがとうございます。頂いた内容をもとに弊社で最適なご提案ができればと存じます。
改めて今後のスケジュール日程についてはご連絡させて頂きます。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
(署名)
問い合わせメール
問い合わせメールは、何に対しての問い合わせなのかを簡潔にまとめて件名に記載すると良いでしょう。問い合わせや確認したい点がいくつかある場合は箇条書きでまとめると要点がまとまって相手にもわかりやすく伝わるので意識すると良いです。
件名:メール配信システムについてご質問
ユミルリンク株式会社
××様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△です。
早速、表題の件ですが資料を拝見し1点だけ不明な点がありましたので
メールにて質問させていただきます。
マイページ機能(オプション)と明記されていたのですがこちらは別途費用がかかるオプションでしょうか?
もし別途費用がかかる場合は、金額もご教示頂けますと幸いです。
お手数ですがご確認のほどよろしくお願いいたします。
(署名)
日程連絡メール
日程の通知、連絡メールは、ほとんどの場合返信を要さない事務的なメールになると思います。あまり余計な事柄は明記せずに、日程が一目でわかるようにしたりラインをひいたりして工夫するのも良いでしょう
件名:7/9メールマーケティングセミナー日程のご連絡
〇×△株式会社
営業部 ×〇□様
お世話になっております。
ユミルリンク株式会社の△△です。
来週の金曜日に迫ってきましたメールマーケティングセミナーの日程についてご連絡です。以下に、詳細を記載しましたのでご確認いただけますと幸いです。
■メールマーケティングセミナーの詳細
日時:7月9日(金) 14:00~15:00
場所:オンライン開催
URL:
万が一、ご都合が悪くなりましたらご連絡いただけますと幸いです。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
(署名)
件名と合わせて気を付けたいビジネスメールの注意点
ビジネスメールで注意すべき点は、送信設定です。
メーラーでメール件名の近くにある入力画面には、To、Cc、Bccというメール送信の宛先を設定する項目があります。
それぞれ入力欄が近いため、記入間違いには気を付けましょう。例えばタイトルにアドレスを入れてしまうことや、BCCに入れるべきアドレスをCCに入れてしまうことなどがあります。
それぞれの活用例や意味については下記の記事に紹介してあるので是非、ご覧ください。また、多くの人にメールを送る時には「メール配信システム」の活用をオススメします。

メールの「CC」「BCC」とは?意味と適切な使い方、ビジネスシーンにおけるマナーを紹介
まとめ
ビジネスメールの件名にフォーカスして解説しました。
メールを受け取った相手が件名をみるだけで理解できるような内容にしておくと良い印象を与えることができます。
この記事以外にもメールについての情報やメルマガ配信についても紹介していますので是非、関連記事の方も読んでみてメールについての知識を深めて頂ければ幸いです。