HELO/EHLOコマンドとその応答

グリーティングメッセージを受け取った後、クライアントはHELOコマンドまたはEHLOコマンドを送ります。SMTPプロトコルができた当時はHELOコマンドしかありませんでしたが、その後仕様が拡張され、EHLOコマンドができました。HELOコマンドの代わりに、EHLOコマンドを使うと、拡張された仕様が利用できるようになります。

それぞれ、以下のようになります。

 HELO example.com
 250 mail.ymir.jp
 EHLO example.com
 250 mail.ymir.jp

EHLOコマンドの場合、サーバーが拡張された仕様に対応している場合は、対応している内容が返されます。

例えば、以下のような応答があります。

 EHLO example.com
 250-SNT0-MC1-F29.Snt0.*****.com (***.***.***.***) Hello [192.168.0.1]
 250-SIZE 29696000
 250-PIPELINING
 250-8bitmime
 250-BINARYMIME
 250-CHUNKING
 250-AUTH LOGIN
 250-AUTH=LOGIN
 250 OK

また、以下のような場合もあります。(国内大手ISPの例)

 EHLO example.com
 250-MTA301.mail.***.****.co.jp
 250-8BITMIME
 250-SIZE 31457280
 250 PIPELINING

メールの送信において、これらの拡張は必須ではありませんので、本コンテンツでは拡張された内容については取り扱いません。内容を詳しく知りたい方は、参考資料にまとめてあるRFCを参照ください。

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