SMTPプロトコル【技術解説】

6 通信異常時に生じる問題

インターネット上の通信でメールを送信しますが、インターネットでの通信は途中経路の機器等の都合で突然切断されることがあります。

SMTPプロトコルは、予期せぬ切断がされた際に、同じメールを2重配信してしまう危険性があります。

これは、以下のような場合に生じます。

 送信元    送信先
 DATA -->
        --> DATA
        <-- OK
 OK <--
 メール -->
        --> メール
        <-- OK
 (ここで通信が中断)
 OK <--

メール文書を最後まで送信し、送信先がOKの応答を送信した直後、それが送信元に届く前に通信が切断された場合に問題が起きます。

このとき、送信元から見ればメールを受け取った確認が取れていない状態です。メール受信の確認が取れていないので、もう1度メールを送信しようとします。

送信先から見れば受け取ってOKを返しているので、このメールはユーザーに配送されます。

しばらく後に、送信元はもう1度メールを送信しますので、ユーザーには同じメールが2通届いてしまいます。

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