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iCloudにメールが届かない時の原因と対策を解説!【2025年最新】
MacやiPhoneで有名なApple社が提供しているサービス「iCloudメール」は、無料で利用することができるメールサービスです。非常に便利なサービスですが、「メールツール」の特性上、「届かない」というケースは発生します。
今回は、そんなiCloudメールでの届かない場合の原因と対策について解説していきます。
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iCloudメールとは?
iCloudメールとは、Apple社が提供している無料で使えるメールサービスです。無料で使う場合には、メール以外のフォトライブラリやバックアップなども含めて5GBのストレージ容量が用意されています。5GB以上を利用する場合には月額制で利用することができます。
iPhoneやMacの利用する時のiCloudの設定する過程で、メールアドレスも作成されます。iPhoneユーザーが多い国内においては、iCloudメールは多くの人が利用できるメーラーと言えます。
iCloudメールが届かない原因とは
iCloudメールが届かない要因は主に2つあります。
- 受信者側による設定や環境によって届かないケース
- 送信者側にて対策ができておらず届かないケース
プライベートのやり取りで届かないケースは、多くのケースで原因が分かれば比較的すぐに対処ができます。一方で、法人で送信したものが届かないというケースでは、すぐには解決しない場合もあります。
受信者側でiCloudメールが届かない場合の原因と対策
iCloudの容量が上限に達してしまっているため
iCloudメール含めたiCloudには容量の上限があります。上限を超えてしまうと新規のメールが受信できなくなります。容量はメール以外のiCloudのサービスを含めることや、無料では5GBが上限となるため、使用用途によって上限に達しやすくなります。
iCloudメールにて重要なメールの受信を行っている場合は、余裕を持って上限を上げるか、定期的にデータの削除など管理をすること、バックアップの対象・サイズを変更するなどをお勧めします。
容量の確認方法は以下の通りです。
- iPhone/iPadの場合:「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」より確認できます。
- MACの場合:Appleメニュー「システム設定orシステム環境選択」→「AppleID」→「iCloud」より確認できます。
iCloudメールを無効設定にしているため
iCloudメールを使用していない場合や、誤操作などによってiCloudメールを無効設定している場合には、受信することができません。
- iPhone/iPadの場合:「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「iCloudに保存」または「iCloudを使用しているアプリ」のメールより、オンかオフか確認
- MACの場合:「メールApp」→「メール」→「環境設定」より、アカウントがオンラインか確認
アプリやデバイス等、ツールに問題が発生しているケース
その他、iCloudメールのサーバーに障害がある場合、送受信が一時的にできないケースがあります。またiOSのバージョンが古いことやバグにより受信ができなくなっているケースがあります。
これらの場合は、Apple社が公開しているシステム状況を確認することや、同様の状況になっている人も増える場合にはSNSで関連の投稿がないか確認してもよいでしょう。
迷惑メールフォルダに割り振られてしまっているため
iPhoneなどは高いセキュリティが高い傾向にあります。そのため、iCloudメールにおいても迷惑メールなど不適切なメールは、受信をブロックすることや、迷惑メールに振り分けられることがあります。なかには、迷惑メールではないにも関わらず迷惑メール判定をされてしまっているケースもあります。
重要で確実に確認したい送信元のアドレスがあれば「メールの振り分けルール」を設定することで、迷惑メールを回避することができます。
送信者側でiCloudメールが届かない場合の原因と対策
アドレスが間違っている
メールアドレスは、口頭で伝えた場合や手入力の場合、間違えることも多くあります。大文字のアイ「I」と小文字のエル「l」や、数字のゼロ「0」と大文字のオー「O」や、口頭で伝えた時のエム・エルでの聞き取りミスもあります。
1文字でも変わると届かなくなりますので、送信者側が正しく送れない場合にはよく確認しましょう。
添付ファイルが大きすぎる
写真を大量に添付したり、重たいファイルを添付することで、メールのサイズが20MBを超えてしまうと、受信できなくなります。重いファイルを共有する場合には、ファイル共有サービスを利用するなど、メール以外での共有にしましょう。
送信元のIPアドレスの評価が低い、ブラックリスト登録されている
iCloudメールに限らず、迷惑メールを送っている可能性がある送信元(IPアドレス)を事前に評価して、受信拒否を行う仕組みがあります。迷惑メールを送ることがないとしても、配信エラーとなったアドレスに対して何度も送るなどを行うと、IPアドレスの評価が落ちて正しく送信できなくなる可能性があります。
また迷惑メールを無くそうと活動している団体などから「ブラックリスト」に登録されてしまうと正しくメールが届かなくなります。
なりすましメールの対応を行っていない
迷惑メールの中には「なりすましメール」と呼ぶ、企業などになりすましたメールを送ってダマす手口があります。メルマガなどを送信している企業は、自社のメルマガになりすましたメールにより顧客が騙されないように、見分けるための「送信ドメイン認証」の設定を行う必要があります。主にSPF/DKIM/DMARCと呼ばれる認証があります。
設定を行っていないケースや、設定が間違っている場合などは正しく相手に届かなくなります。
iCloudメールのpostmaster情報にある要件を満たしていない
Gmailやoutlook.comなどに一斉配信を行うドメイン(送信者)向けのガイドライン・要件と同じく、iCloudにも「メールを一括配信するための要件」が定められています。
具体的には以下の要件がございます。※2025年5月時点
引用元: iCloudメール postmaster情報
- メール配信に明確に同意している登録者にだけ配信する(購入したリスト、レンタルリスト、またはemail appendingで入手したアドレスは使わない)。
- 配信停止用のリンクを記載し、受信者がただちに登録を解除できるようにしておく。
- 転送メールにはARCヘッダを追加する。
- RFC 5321およびRFC 5322への準拠を徹底する。
- IPアドレスを識別できるよう、ドメインで逆引きDNSを公開する。
- メールを一括配信する際は一貫した送信元IPアドレスとドメインを使う。ただし、マーケティングメールとトランザクションメールの送信チャンネルは必ず分ける。
- 自社名やブランドを明確に識別できるよう、一貫した差出人名とアドレスを使用する。
- SPF(Sender Policy Framework)およびDKIM(DomainKeys Identified Mail)を活用して、メールを認証する。
- 送信元のドメインでDMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)ポリシーを公開する。
- Appleのメールサーバからの一時的および恒久的なSMTPエラーを追跡し、適宜対応する。
- 配信不能なアドレスの処理に関する標準ポリシーを設ける。
- 利用実績のない登録者は定期的にリストから削除する。
- 登録解除や配信停止のリストに載っているメールアドレスの再登録はしない。
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