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エラーメールとは?届かない原因の確認方法とメール配信における対策を紹介

公開日:2025/06/24  更新日:2025/07/29
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エラーメールが発生してしまう原因と対処法とは?

メールが送信できなかった時に、「MAILER-DAEMON」や「Mail Delivery Subsystem」といった英文でのメールを受信する場合があります。

今回はこのエラー通知メールの見方・エラーにしないための対策方法をご紹介します。


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メール配信エラーを知らせる英文メールとは?

送信したメールが何らかの理由で正しく送られなかった場合、「MAILER-DAEMON」「Mail Delivery Subsystem」から英文のメールが送られる場合があります。

これはメール送信ができなかった場合にシステムからエラーの理由を添えて自動で送られるエラーメールです。「MAILER-DAEMON」と「Mail Delivery Subsystem」の違いは特にはありません。

配信直後だけでなく、しばらく時間がたってから送られる場合もあります。

英文で送られてくるため、迷惑メールと勘違いされるケースもありますが、エラーを回避するためには必要なメールのため、読み飛ばさないようにしましょう。

ただし偽物のエラーメール・大量のエラーメールには注意!

なかにはエラーメールになりすましたスパムメールもあります。メールに記載されている引用文が身に覚えのない内容であること。そもそもメールを送信していない場合などは、スパムメールである確率が高いでしょう。

またメールを送っていないにもかかわらず、エラーメールが大量に届く場合にはメールアカウントが乗っ取られてしまっている可能性があります。すぐにパスワード変更することをオススメします。

エラーメールの見方

以下のように、冒頭のアドレスの前後にエラー文章が記述されています。 英語が読めない場合には、メーラーの翻訳ツールで見るか、文面をコピーしてネット検索することでもエラー内容を知ることが出来ます。

次項より主に使用されるエラー文面を紹介していきます。

メールアドレスが存在しない場合

User unknown
TEST Sorry, no mailbox here by that name など

メール受信者のメールアドレスが間違っている、または存在しないため有効でないと判断できます。

スパムメールと判定された場合

Message content rejected

スパムメールと判定されたことにより、配信できなかったと推測できるケースです。

メールボックスの容量が許容量を超えている場合

Storage quota exceeded、Message size exceeds remaining quota

メールアドレスは存在するが、メールボックスが一杯と判断できます。メール受信者が、受信ボックスからメールを削除しないまま放置しているケースが考えられます。

メールサイズを超過している場合

Too much mail data

配信するメールコンテンツのサイズが大きすぎるために、配信エラーとなるケースです。 メール配信結果として配信成功したのか失敗したのか、それとも一時的な失敗で再配送可能なのか等メール配信システムにはエラーやバウンスとなった理由を解析する機能もありますので、今一度ご利用中のシステムからエラーログの詳細を確認してみてください。

受信者サーバーが一時的に利用できない場合

エラーメッセージ: 421 Service not available

受信者のメールサーバーが一時的に利用できない、忙しい状態です。一時的なエラーの可能性が高く、時間により解決する可能性があります。

送信元がブラックリストに登録されている場合

550 5.7.1 Relaying denied

送信元のIPアドレスやドメインがスパムの送信元としてブラックリストに登録されているため、メールが拒否される場合です。送信側のサーバーやIPアドレスの確認が必要です。

ドメイン名の解決ができない場合

DNS Error: Domain not found

送信先ドメイン名のDNS情報が解決できない場合です。ドメイン名が間違っているか、DNSサーバーに問題がある可能性があります。

送信者が許可されていない場合

550 5.7.1 Unauthorized

送信者が許可されていないため、メールの送信が拒否される場合です。送信元メールサーバーが認証を必要とする場合、設定ミスや認証の問題が原因となっていることが考えられます。

メッセージの形式が適切でない場合

554 5.6.0 Message size exceeds fixed limit

メールの本文や添付ファイルが、受信者側で設定された最大サイズ制限を超えている場合です。メールを圧縮する、ファイルサイズを小さくする、または別の送信方法を選択することで解決できます。

受信者のメールボックスが一時的に利用できない場合

451 Requested action aborted: local error in processing

サーバー側の一時的な問題により、メールが送信できなかったことを示します。後で再送信することで解決することが多いです。

認証失敗

535 5.7.8 Authentication credentials invalid

メール送信時に、送信者の認証情報(ユーザー名やパスワード)が誤っている場合に発生します。送信者側で認証情報を再確認する必要があります。

メールサーバーの接続失敗

Connection timed out

メールサーバーへの接続がタイムアウトして失敗した場合に発生します。送信側のサーバーやインターネット接続に問題がある可能性があります。

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メルマガを行っている場合のエラー回避方法

登録時にメールアドレスは2回入力してもらう

メルマガでは「メールアドレスが存在しない」エラーが出ることがあります。大きな要因としては登録時に入力されたアドレスが間違っているケースです。
メルマガ登録時にメールアドレスを2回入力してもらうことや、アカウント作成と合わせてメルマガ登録を促す際にはメール認証を行うなど、確認する工程を入れると良いでしょう。

件名、文面に問題には気を付ける

意味を成さない文字列や不適切な文言・表現が含まれていることなど、件名や文面に問題があるとスパムメール認定され届かないこともあります。

具体的には「!(びっくりマーク)」などの記号を多用。「無料」「絶対稼げる」など、詐欺を連想されるような単語、公序良俗に反する、またはそれらに関連する単語です。

各IPSはスパムメールに関する膨大な情報をデータベースに蓄積しており、その情報をスパムフィルター等の対策に活かし判定基準を定めています。迷惑メールと判断がされるとメール受信をブロックします。ただし、どの単語が含まれるとブロックされてしまうのかといった判定基準の詳細は公開されていません。

相手のメールサーバーや設定が問題の場合は、複数対策が必要

メールサーバー側で拒否されてしまう、または購読者自体に受信拒否設定をされていると推測できるケースです。

メールが受信者のメールボックスに届くまでには、裏では多くのシステムやサーバーを経由しています。さらにメールの受け手となるISPや携帯キャリアでは、日々増加するスパムメールを防止するために、さまざまなスパム対策を行っています。

対処法としては、下記のような対策を行うことで回避されやすくなります。

  • 一斉配信に適したシステムを利用する
  • DNSを正しく設定する
  • SPFやDKIMなど、メールのなりすまし対策を行う
  • メールが届かないアドレスがないよう、定期的にクリーニングを実施
  • メールアドレスは適切な方法(オプトイン取得)で収集する

一斉配信に適したシステムを用い、適切な設定や対策はもちろん受信者の多くに迷惑メールの通報をされないよう、メールのコンテンツはメルマガ購読者にとって有益な情報を提供することも大切なポイントです。

参照:迷惑メール対策となる技術とは
参照:送信ドメイン認証技術(SPF、DKIM )やDMARCとはどのような仕組みか?

まとめ

今回ご紹介したエラーのケースは一部ですが、エラーが発生した際に原因を把握せず放置したままにしてしまうと後々リスクに繋がる事もあります。

確かに英文で送られてくることによって、一つ一つを丁寧にひも解くのに億劫さを感じ後回しにされがちではあります。メール配信システムによってはエラーを分析し原因を種別で判定できたり、次回以降は自動的に除外したりといった設定が可能なエラーアドレス管理機能が備わっているものがありますので、そのような機能を活用することで、極力不要な手間をかけずに最善の方法を選択してください。そして本来注力すべきメールマーケティング施策の時間の確保につなげていただけたら幸いです。

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