1. Cuenote
  2. メール配信システム・メルマガ配信サービス
  3. ブログ・各種資料
  4. マーケティングブログ
  5. Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

公開日:2022/02/18  更新日:2024/11/26
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

Googleが提供している世界最大のメールサービスであるGmailは、非常に便利なサービスですが、受信ボックスにメールが届かないと大きな影響を及ぼす可能性もあります。

当記事では、Gmailが届かない原因・対処法を解説していきます。ただしく原因を確認し、対策を行えば問題なく利用ができるようになるでしょう。


Cuenote FCで成果が見える
メールマーケティングを
Cuenote FC - Cuenoteシリーズ契約数2,400以上、続率99.6%(業界最高水準継/2021年1月~12月実績)

Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!

詳しくはこちら »



Gmailにメールが受信できない原因

Gmailでメールが受信できない原因は以下が上げられます。

  • 受信者側で受信できているが見えない
  • 受信者側による原因で、そもそも受け取れていない
  • 送信者側による原因で、受取れていない

送信者側による原因で、受信できているのに見えない状態になることもありますが、受信者側で対応ができることから、主に上記の3つに分類されます。

Gmailの受信者側で受信できているが見えない

受信者側にメールは届いているものの、見つからない・見えないという原因があります。主に2つの要因があげられます。

  • 他のフォルダに入っている
  • 迷惑メール扱いになっている

1.他のフォルダに入っている

Gmailには受信フォルダが複数あります。
メール受信側の設定により、他のフォルダに入っておりメールが見つからないという可能性が高いです。

別のフォルダに入ってしまっただけではなく、メールを見失う可能性が高いのが「誤ってアーカイブ」して受信トレイで見つけられないという状況です。

アーカイブとは、メールを削除せずに受信トレイからメールを別の場所に保管することです。
受信トレイからはなくなってしまうので、メールを見つけることができず、削除してしまったと勘違いしてしまいます。

アーカイブされたメールは「すべてのメール」で確認ができ、削除したメールはゴミ箱で確認ができます。

gmailのフォルダ

Gmail内のメールを検索するコマンドの活用も!

受信したいメールがあるものの、確認ができない場合には一度以下のコマンドを用いて検索してみましょう。

in:anywhere 送信者の名前、件名など

例えば、「cuenote」からのメールであった場合は「in:anywhere cuenote」などと検索します。これはゴミ箱、迷惑メールフォルダ―などを含むすべてのメールを検索するコマンドで、ご使用中のアドレスまでメールが届いているならば、表示されるでしょう。

2.迷惑メール扱いになっている

迷惑メールに分類されてしまう要因は、送信者側による影響が一般的です。しかし、送信者側で誤って迷惑メールフォルダに移動・迷惑メール報告などをして受取れなくなっている場合もあります。

確実に受け取りたい企業などからのメールを連絡先に追加することで、迷惑メールと判定されなくなります。迷惑メールフォルダに振り分けられる問題がある場合には、連絡先リストに追加しましょう。また、正しく受け取れていたとしても確実に受け取りたい送信元は事前に連絡先リストに追加することで、メールが見当たらなくなる事態を防ぐこともできます。

受信者側による原因で、そもそも受け取れていない

受信者側の環境などにより、そもそも受け取れていない可能性があります。

  • Googleドライブの容量不足
  • 通信環境が悪い、インターネットにつながっていない
  • Gmailサーバーの問題

1.Googleドライブの容量不足

Gmailは、Googleドライブというクラウドストレージを利用してデータを保存しています。

Googleドライブは15GBまで無料で利用可能ですが、それ以上の容量が必要な場合は有料となります。

日頃からGmailで添付ファイルのやり取りが多かったり、Googleドライブをメール以外にも利用している場合は、すぐにストレージがいっぱいになってしまうので不要なファイルは削除して整理しましょう。
Googleドライブをどのくらい利用しているかは、Googleにアクセスすると確認ができます。

googleドライブ容量確認
gmail容量確認

2.通信環境が悪い

次に考えられるのが、使用している端末の通信環境が悪くメールが届かない状況です。
一度、受信したメールはオフラインでも確認可能ですが、新規メールに関してはインターネット接続が必要となります。

圏外になっていないか、Wi-Fiが繋がっているか、スマホであればモバイルデータがオフになっていないかを確認してみましょう。機内モードにすると、モバイルデータがオフになるので注意が必要です。

3.Gmailサーバーの問題

厳密には送信者側ではなく、送信者が使用しているツールに問題があるケースで、gmailのサーバーがダウンしている時もメールが受信できません。サーバー状況はG Suiteステータスダッシュボードから確認ができます。

メール配信システムCuenote FC

Gmail宛てに送る送信者側による原因で、受取れていない

Gmail宛てに送る送信者側による影響で受け取れないケースもあります。主に4つ紹介します。

  1. メールアドレスが間違っている
  2. 添付ファイルの容量が大きい
  3. スパムメール扱いをされている
  4. 大量にメール配信する際に、ガイドラインに沿っていない

1.メールアドレスが間違っている

Gmailでメール送信後にエラーメールが返ってきた場合、宛先のメールアドレスが間違っている可能性が高いです。

送信者側にメールアドレスに間違いがないか確認してみましょう。
Gmailのメールアドレスで使用できるものは、半角英数字、ピリオドのみです。1文字でも間違えるとエラーメールが返ってきます。

2.添付ファイルの容量が大きい

Gmailは、最大25MBの添付ファイルを送ることができます。複数のファイルを添付する場合も合計25MBまでとなります。

25MBを超えるファイルは添付されず、Googleドライブのリンクが自動的にメール内に追加がされます。またこの際に気を付けたいポイントは、Googleドライブのファイルの共有設定を送信者が設定する必要があります。

Googleドライブのファイルをメールに添付すると受信者にファイルへのアクセス権があるかどうかを確認します。アクセス権がないと閲覧できないので送信者があらかじめ設定をしてきましょう。

4.スパムメール扱いをされている

送信者が迷惑メールを送ったことがある場合や、大量の宛先に一斉送信、既に存在しないアドレスに対しても大量に送るなどスパムメールに近しい送信手法を行っていると、ブラックリストに掲載されてしまい、受信者に正しくメールを送ることができなくなります。

送信者側にてブラックリストから除外してもらうなど、対処してもらう必要があります。

5.大量にメール配信する際に、ガイドラインに沿っていない

Gmailには送信者ガイドラインがあり、特に1日に5,000件以上のメールを送っている送信者を対象に、SPF・DKIMといったメールのなりすまし・改ざんを防ぐ認証技術の対応など要件が定められています。ガイドラインに沿っていない場合に迷惑メールに振り分けられてしまう可能性があります。

主な要件は以下の3つです。

  1. 送信メールをSFP・DKIM・DMARCなどの認証対応をすること
  2. 未承諾のメールまたは迷惑メールを送信しないようにすること
  3. 受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること

Gmailガイドラインに対応しているメール配信システムであれば、比較的容易に認証対応や、配信登録の解除について対応ができます。一方、「迷惑メールを送信しないようにすること」については各送信者にて対策と注意が必要です。具体的にはGmail宛に送ったメールのうち、迷惑メール報告をされてしまう確率を0.3%未満に抑える必要があります。

これは有益なメールを正しく送るとともに、読みたくないと思われたときに簡単に配信解除できるようにする。メルマガの購読登録の時は、相手に正しく認識してもらうようにすることなど、気を付けましょう。

受信側にてメールが届かない問題を防ぐには?

原因を突き止めて解決することも重要ですが、事前に対策を行うことでメールが届かないことを未然に防ぐことができます。

Googleドライブの容量を開けておくか、アップグレードする

Googleドライブの基本容量は、15GBです。
Googleドライブを、メール以外に写真や書類の保管で利用しているとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。

不要となるメールやファイルは定期的に削除するなど容量に余裕を持っておくことをオススメします。またあらかじめ多くのデータを取り扱う人は有料版にアップデートすることで、メールが受信できなくなることを未然に防ぐことができます。

Gmailの設定を確認する

Gmailのメールを他のメールクライアント(Apple MailやOutlook等)、アプリに設定して確認している場合は、Gmail上でメールが確認できない場合があります。

IMAPを利用している場合は、他のメールアカウントで行った操作をGmail側にも反映させるかどうかを設定することができます。IMAPを利用していて、メールが見つからない場合はメールクライアント側でメールを削除してしまい、Gmail側からも削除している可能性があります。

他にも使用しているメールクライアントによってはGmailのメールをPOPで受信することも可能です。

POPはメールサーバから使用しているクライアントにメールをダウンロードするため、メールをダウンロードしたクライアント以外からはメールを確認することができません。
複数のクライアントやアプリからメールを確認したい場合には、不向きな設定になります。

これらの設定を確認するにはパソコンでGmailを開き、右上にある歯車の設定アイコンから、「すべての設定を表示」をクリックします。

受け取りたいメールの送信元は「連絡先リスト」に追加する

確実に受け取りたい企業などからのメールを連絡先に追加することで、迷惑メールと判定されなくなります。迷惑メールに入るトラブルがある場合には、連絡先リストに追加しましょう。また、正しく受け取れていたとしても確実に受け取りたい送信元は事前に連絡先リストに追加することで、メールが見当たらなくなる事態を防ぐことができます。

Gmail送信者ガイドライン更新!メルマガ担当者は要注意

Gmail送信者ガイドライン更新!メルマガ担当者は要注意

Gmailが届かない場合のチェックポイント

ここまで紹介した内容を含めて、Gmailが届かない場合のチェックポイントを紹介します。

  1. 受信トレイ以外のフォルダを確認する(迷惑メールやアーカイブも含む)
  2. Googleドライブの容量を確認する
  3. 通信環境を確認
  4. Gmail設定の確認(IMAP設定など)
  5. 送信側に確認(メールアドレス、添付ファイルサイズ)
  6. 連絡先リストに追加

①受信トレイ以外のフォルダを確認する

迷惑メールフォルダ、もしくはアーカイブされたメールを確認します。「in:anywhere 送信者名」などでキーワード検索すると、受信できている場合には簡単に見つけられます。

②Googleドライブの容量を確認する

Googleドライブにアクセスし、左下に表示されている「ストレージ」の容量を確認します。もし容量が満杯であれば、不要なファイルを削除するか、Google Oneなどの有料ストレージプランにアップグレードして容量を増やしましょう。

③通信環境を確認

ネットは正しくつながっているか。機内モードにはなっていないか確認しましょう。

④Gmail設定の確認

Gmailを他のメールアプリで使用している場合は、IMAP設定になっているか確認しましょう。POP3などになっている場合には、確認できないケースがあります。また、フィルタ設定でブロックしてしまっていないかも確認しましょう。

⑤送信側へ確認

メールアドレスは間違っていないか、添付ファイルのサイズは25MB以下であるか確認しましょう。

⑥連絡先リストに追加

いずれでも受信確認ができない場合には、送信者のアドレスに対して「連絡先リスト」に追加しましょう。

Gmailが届かない?~まとめ~

今回は、普段よく利用する人が多いGmailのメールが届かない理由について紹介しました。

Gmailは無料で使えて、Googleのアカウントがあれば様々なクラウドサービスも利用できるので便利ですね。
急にメールが受信・送信ができなくなって焦る前に、事前に知っておけば簡単に対処できることも多いです。

今回のメールが受信できない場合の主な要因も「Googleドライブの容量不足」「迷惑メールフォルダに入っている」ということがほとんどです。
ストレージの容量不足は、自身で不要なファイルを削除して整理するか、Googleが提供している有料ストレージにアップグレードすればすぐに解決できます。

迷惑メールフォルダに入ってしまう問題は、送信側の問題が大きいですが受信者側でも、もしかしたら別のフォルダに入ってしまっているかも?と気づくことができれば慌てないで済みます。

最新のメルマガ事情の資料をGET


メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】 キューノート エフシー

メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数56億通・時間1,000万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。 ※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値

メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】について詳しく見る >>


この製品に関してのお問い合わせ

この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

Cuenoteシリーズの導入に関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください

ユミルリンク株式会社
受付時間 平日 10:00〜18:00
ページの先頭へ

メール配信システム
Cuenote FCをもっと知る