1. Cuenote
  2. メール配信システム・メルマガ配信サービス
  3. ブログ・各種資料
  4. マーケティングブログ
  5. Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

公開日:2022/02/18  更新日:2024/08/19
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Gmailのメールが受信ボックスに届かない?その原因と対処法とは?

Googleが提供している世界最大のメールサービスであるGmailは、非常に便利なサービスですが、受信ボックスにメールが届かないと大きな影響を及ぼす可能性もあります。

当記事では、Gmailが届かない原因・対処法を解説していきます。ただしく原因を確認し、対策を行えば問題なく利用ができるようになるでしょう。


Cuenote FCで成果が見える
メールマーケティングを
Cuenote FC - Cuenoteシリーズ契約数2,400以上、続率99.6%(業界最高水準継/2021年1月~12月実績)

Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!

詳しくはこちら »



Gmailにメールが受信できない原因

Gmailにメールが届かない原因は主に5つあります。それぞれの原因について詳しく説明していきます。

  1. 他のフォルダに入っている
  2. Googleドライブの容量不足
  3. 通信環境が悪い
  4. 迷惑メール扱いになっている
  5. Gmailサーバーの問題

1.他のフォルダに入っている

Gmailには受信フォルダが複数あります。
メール受信側の設定により、他のフォルダに入っておりメールが見つからないという可能性が高いです。

別のフォルダに入ってしまっただけではなく、メールを見失う可能性が高いのが「誤ってアーカイブ」して受信トレイで見つけられないという状況です。

アーカイブとは、メールを削除せずに受信トレイからメールを別の場所に保管することです。
受信トレイからはなくなってしまうので、メールを見つけることができず、削除してしまったと勘違いしてしまいます。

アーカイブされたメールは「すべてのメール」で確認ができ、削除したメールはゴミ箱で確認ができます。

gmailのフォルダ

Gmail内のメールを検索するコマンドの活用も!

受信したいメールがあるものの、確認ができない場合には一度以下のコマンドを用いて検索してみましょう。

in:anywhere 送信者の名前、件名など

例えば、「cuenote」からのメールであった場合は「in:anywhere cuenote」などと検索します。これはゴミ箱、迷惑メールフォルダ―などを含むすべてのメールを検索するコマンドで、ご使用中のアドレスまでメールが届いているならば、表示されるでしょう。

2.Googleドライブの容量不足

Gmailは、Googleドライブというクラウドストレージを利用してデータを保存しています。

Googleドライブは15GBまで無料で利用可能ですが、それ以上の容量が必要な場合は有料となります。

日頃からGmailで添付ファイルのやり取りが多かったり、Googleドライブをメール以外にも利用している場合は、すぐにストレージがいっぱいになってしまうので不要なファイルは削除して整理しましょう。
Googleドライブをどのくらい利用しているかは、Googleにアクセスすると確認ができます。

googleドライブ容量確認
gmail容量確認

3.通信環境が悪い

次に考えられるのが、使用している端末の通信環境が悪くメールが届かない状況です。
一度、受信したメールはオフラインでも確認可能ですが、新規メールに関してはインターネット接続が必要となります。

圏外になっていないか、Wi-Fiが繋がっているか、スマホであればモバイルデータがオフになっていないかを確認してみましょう。機内モードにすると、モバイルデータがオフになるので注意が必要です。

4.迷惑メール扱いになっている

Gmailのメインの受信トレイではなく、迷惑メールフォルダに入っている可能性もあります。
Google側が迷惑メールと判断した場合、迷惑メールフォルダに自動的に移動されます。

受信トレイのほか、すべてのメールフォルダにも表示がされないので、メールが見つからない大きな要因となります。また迷惑メールフォルダに入ってしまったメールは、30日を過ぎると自動で削除されます。

近年Gmailのガイドラインが厳しくなり迷惑メールに入るケースも

2024年2月より、企業などがGmail宛てに送るメールに対して、さまざまな要件を求めており、対応できていないメールに対しては迷惑メールやそもそも届かない可能性があります。

普段見ていたメルマガなど企業からのメールが突然届かなくなった場合には、迷惑メールに振り分けられてしまっている可能性もあります。

5.Gmailサーバーの問題

最後に、gmailのサーバーがダウンしている時もメールが受信できません。サーバー状況はG Suiteステータスダッシュボードから確認ができます。

メール配信システムCuenote FC

受信側にてメールが届かない問題を防ぐには?

原因を突き止めて解決することも重要ですが、事前に対策を行うことでメールが届かないことを未然に防ぐことができます。

Googleドライブの容量をアップグレードする

Googleドライブの基本容量は、15GBです。
Googleドライブを、メール以外に写真や書類の保管で利用しているとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。

あらかじめ多くのデータを取り扱う人は有料版にアップデートすることで、メールが受信できなくなることを未然に防ぐことができます。

Gmailの設定を確認する

Gmailのメールを他のメールクライアント(Apple MailやOutlook等)、アプリに設定して確認している場合は、Gmail上でメールが確認できない場合があります。

IMAPを利用している場合は、他のメールアカウントで行った操作をGmail側にも反映させるかどうかを設定することができます。IMAPを利用していて、メールが見つからない場合はメールクライアント側でメールを削除してしまい、Gmail側からも削除している可能性があります。

他にも使用しているメールクライアントによってはGmailのメールをPOPで受信することも可能です。

POPはメールサーバから使用しているクライアントにメールをダウンロードするため、メールをダウンロードしたクライアント以外からはメールを確認することができません。
複数のクライアントやアプリからメールを確認したい場合には、不向きな設定になります。

これらの設定を確認するにはパソコンでGmailを開き、右上にある歯車の設定アイコンから、「すべての設定を表示」をクリックします。

受け取りたいメールの送信元は「連絡先リスト」に追加する

確実に受け取りたい企業などからのメールを連絡先に追加することで、迷惑メールと判定されなくなります。迷惑メールに入るトラブルがある場合には、連絡先リストに追加しましょう。また、正しく受け取れていたとしても確実に受け取りたい送信元は事前に連絡先リストに追加することで、メールが見当たらなくなる事態を防ぐことができます。

迷惑メールフォルダに振り分けられないようにする

Gmailのフィルターが作動されるような行為をしないことで、メールが届かないを未然に防ぐことができます。Gmailのフィルターが作動される要因は主に以下の点が挙げられます。

送信者側にて Gmailの届かない原因を修正

Gmailが受信できない原因についてお話してきましたが、送信できない場合の原因と対処法についても解説していきます。

  1. メールアドレスが間違っている
  2. 添付ファイルの容量が大きい
  3. サーバーに問題がある
  4. 一度に大量のメールを送っている
  5. 大量にメール配信する際に、ガイドラインに沿っていない

1.メールアドレスが間違っている

Gmailでメール送信後にエラーメールが返ってきた場合、宛先のメールアドレスが間違っている可能性が高いです。

宛先のメールアドレスを確認してみましょう。
Gmailのメールアドレスで使用できるものは、半角英数字、ピリオドのみです。1文字でも間違えるとエラーメールが返ってくるので、宛先のメールアドレスを今一度確認してみましょう。

2.添付ファイルの容量が大きい

Gmailは、最大25MBの添付ファイルを送ることができます。複数のファイルを添付する場合も合計25MBまでとなります。

25MBを超えるファイルは添付されず、Googleドライブのリンクが自動的にメール内に追加がされます。またこの際に気を付けたいポイントは、Googleドライブのファイルの共有設定を送信者が設定する必要があります。

Googleドライブのファイルをメールに添付すると受信者にファイルへのアクセス権があるかどうかを確認します。アクセス権がないと閲覧できないので送信者があらかじめ設定をしてきましょう。

3.サーバーに問題がある

受信できない時と同様にGmailのサーバーに問題がある可能性もあります。

サーバー状況はG Suiteステータスダッシュボードから確認ができます。一時的なサーバーダウンの場合は、少し時間をおいて再度送信すると解決することがあります。

4.一度に大量のメールを送っている

大量の宛先に一斉送信をするとGmailにメールの到達を遮る可能性があります。スパムメールは大量にメールを送る傾向にあるため、同じような送信の仕方をすると正しく届かなくなる可能性があります。

5.大量にメール配信する際に、ガイドラインに沿っていない

Gmailには送信者ガイドラインがあり、特に1日に5,000件以上のメールを送っている送信者を対象に、SPF・DKIMといったメールのなりすまし・改ざんを防ぐ認証技術の対応など要件が定められています。ガイドラインに沿っていない場合に迷惑メールに振り分けられてしまう可能性があります。

主な要件は以下の3つです。

  1. 送信メールをSFP・DKIM・DMARCなどの認証対応をすること
  2. 未承諾のメールまたは迷惑メールを送信しないようにすること
  3. 受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること

Gmailガイドラインに対応しているメール配信システムであれば、比較的容易に認証対応や、配信登録の解除について対応ができます。一方、「迷惑メールを送信しないようにすること」については各送信者にて対策と注意が必要です。具体的にはGmail宛に送ったメールのうち、迷惑メール報告をされてしまう確率を0.3%未満に抑える必要があります。

これは有益なメールを正しく送るとともに、読みたくないと思われたときに簡単に配信解除できるようにする。メルマガの購読登録の時は、相手に正しく認識してもらうようにすることなど、気を付けましょう。

【2024年2月】Gmail送信者ガイドライン更新!メルマガ担当者は要注意

【2024年2月】Gmail送信者ガイドライン更新!メルマガ担当者は要注意

Gmailが届かない?~まとめ~

今回は、普段よく利用する人が多いGmailのメールが届かない理由について紹介しました。

Gmailは無料で使えて、Googleのアカウントがあれば様々なクラウドサービスも利用できるので便利ですね。
急にメールが受信・送信ができなくなって焦る前に、事前に知っておけば簡単に対処できることも多いです。

今回のメールが受信できない場合の主な要因も「Googleドライブの容量不足」「迷惑メールフォルダに入っている」ということがほとんどです。
ストレージの容量不足は、自身で不要なファイルを削除して整理するか、Googleが提供している有料ストレージにアップグレードすればすぐに解決できます。

迷惑メールフォルダに入ってしまう問題は、送信側の問題が大きいですが受信者側でも、もしかしたら別のフォルダに入ってしまっているかも?と気づくことができれば慌てないで済みます。

最新のメルマガ事情の資料をGET


メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】 キューノート エフシー

メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数56億通・時間1,000万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。 ※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値

メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】について詳しく見る >>


この製品に関してのお問い合わせ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

Cuenoteシリーズの導入に関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください

ユミルリンク株式会社
受付時間 平日 10:00〜18:00
ページの先頭へ

メール配信システム
Cuenote FCをもっと知る