メルマガの配信スケジュールの立て方とは?メールの再利用も
メールマーケティングの始め方を7つの手順に分けて解説
メールマーケティングは、メルマガを含めたメールを活用したマーケティング手法のことで、ステップメール・セグメントメール・トリガーメールなど、さまざまあります。
当記事ではメルマガだけでなく、メールマーケティングを始めたいという方向けに解説していきます。

メールマーケティングとは?基礎知識やメリットの解説
メールマーケティングを

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メールマーケティングを始める前に確認しておきたい点
メールマーケティングを始める前に、メールマーケティングの特徴を正しく理解する必要があります。3点解説します。
メールマーケティングは、コンテンツが重要
メルマガ含めたメールマーケティングは費用対効果の高い施策で、メールのみで購買に至ることもある重要な施策です。一方、高い効果を出すためにはメールに記載する内容であるリンク先のコンテンツが重要です。
ブログやセミナー、豊富な製品や新製品情報など、配信するコンテンツが十分あるか確認しましょう。ない場合には、並行して増やす取り組みも重要です。
営業活動など関連する業務も整理すること
メールマーケティングは、BtoBや高額製品を扱う事業の場合、メルマガ単体では購買に直結することは少なく、お問合せを目的とすることが一般的です。購買に繋げるためには、営業が商談を行うなどが必要です。そのため、営業・メール以外のマーケティング施策と連携する必要があります。
具体的には、営業やマーケ活動など関連する業務の流れも整理すると良いでしょう。問合せ後3日後に商談が一般的であれば、問合せ後の2日間は空白期間になるので、間に選定に役立つ内容を記載したメールを送ること等が考えられます。このようにメールは、流れの中で適切なタイミングを見て配信することが大切です。
メールマーケティング施策の種類を理解すること
メールマーケティングは、主に5種類あります。すべてを行う必要はありませんが、それぞれ理解したうえで必要な施策を取捨選択することをオススメします。
種類名 | 内容 |
---|---|
メルマガ | 定期的に購読者に一斉メールを送る手法 |
ステップメール | 購買など行動起点に、1日後2日後7日後など、予め決めた内容にそって自動配信する手法 |
シナリオメール | メールの開封など行動ごとに分岐して予め決められた自動メールを配信する手法 |
セグメント配信 | 20代会社員など、顧客属性に絞り込んで対象のみ一斉メールを送る手法(別名:ターゲティングメール) |
トリガーメール | Webサイトのフォームに到達して離脱した人など、予め設定したトリガーに一致した人に送るメール |
メールマーケティングの始め方!7つの手順を解説
本題となるメールマーケティングの始め方について解説していきます。
1.メールマーケティングの目的を明確にする
メールマーケティングは、以下のようにさまざまな目的が考えられます。
- メールで購買行動に結び付ける
- メールで商談化を目指す
- メールでブランディングを行いたい
- メールでIR・広報活動を行いたい
- メールで重要通知やお知らせなどを行いたい
すでに目的があるという方も多いでしょう。しかし、気を付けなければいけない点として、配信しているうちに目的変わることや見失ってしまうことです。
例えば「購買行動に結び付けたい」という目的において、メールを配信してみた結果、クリック率が低く開封率が高かった場合、認知目的になっているからよいという判断に代わってしまうケースがあります。また、メルマガでは週1回送るルールが目的に代わり、むやみに配信内容を考えて送るということもあります。
そのため、目的を明確にし、配信するごとに思い出せるように調整することが大切です。
2.メールマーケティングで行いたい施策を具体化する
目的に合わせて、行いたい施策を具体化しましょう。営業やマーケの業務も合わせて考えていく必要があります。
特にBtoBにおいては、問合せ後に営業からの連絡と、ステップメール、営業からの手動メール、そしてメルマガなど、さまざまな手法でアプローチが可能であるため、顧客にとっては多すぎるアプローチになってしまい、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
ステップメールはいつから送るのか、営業はどのタイミングで対応するのかなど、各施策と連携して、送り過ぎの防止、送れないタイミングでのメール配信などを考えましょう。
3.メールマーケティングを行うツールを選定する
目的や行いたいことが明確になったら、メールマーケティングのツールを選定しましょう。メールマーケティングを行うときには主に2つのサービスがあります。
- メール配信システム・・・メール配信に特化したサービス
- MAツール・・・メール以外も含めたマーケティングツール
行える機能はMAツールのほうが豊富です。購買意欲の高い顧客を抽出するなど、戦略的な営業活動もできます。一方、高額であることや結局メール関連の機能しか使っていないという場合、メール配信システムのほうが低コストで始めることができます。また、サービスによりますがメール配信システムは配信性能を強みにしているところも多いです。
4.なりすましメール対策などの初期設定を行う
基本的にメールマーケティングのツール提供企業によりサポートしてもらえますが、「なりすましメール対策」に対する対応が必要です。
なりすましメール対策は、システムや受信者が正しいメールか否かを確認できるように、「ドメイン認証」の設定を行うことです。主にSPF・DKIM・DMARCの設定があります。この3つは、Gmailの送信者ガイドラインなどにも対応を求める記述があり、対応していないと正しく相手に届けることができなくなる可能性もあるため、注意しましょう。
5.メールマーケティングの配信リスト作成・集める
ツールが選定できたら、配信するリストの作成です。注意点として、「特定電子メール法」があります。これは、営利目的のメールを配信する時、相手の同意を得ること、メール配信解除の方法や送信者情報などをメール本文に記載する義務があります。
アプローチリストなどを提供しているサービスも世の中には存在しますが、購読許可を得る必要があるため、注意が必要です。特定電子メール法について以下より良くご確認いただくことをオススメします。

特定電子メール法とは?メルマガ運用で注意すべきポイントを解説
6.メールを作成する
メールを作成する時には主に3つのポイントを確認しましょう。
- メール形式を選ぶ
- メール件名などテクニカル部分を注意する
- 受信者のタイミングを考慮する
メール形式を選ぶ
メールには、テキストだけのTEXTメールと、画像や文字装飾を加えられるHTMLメールの2種類あります。基本的にメールマーケティングにおいてはHTMLメールを選びましょう。HTMLメールは見た目に優れているため、伝えられる情報量が増えることや、開封率を取得することができます。ただし、HTMLメールをブロックや正しく表示しない企業や人もいるため、状況に合わせて変更が必要です。
メール件名などテクニカル部分を注意する
メルマガを中心に、営利目的のメールでは最初の14文字程度が重要とされています。これは、一瞬で内容を理解できる文字数とされており、特にインパクトのある内容を盛り込むと良いでしょう。
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例えば、キャンペーン名を冒頭に表示するメールは多くありますが、ユーザーにとってお得ないくら得なのか、いつまでなのかなどの情報を冒頭に持ってくると良いでしょう。
受信者のタイミングを考慮する
メールマーケティングの場合、顧客の状況に合わせた適切なメールの送信が必要です。例えば、顧客が商品を購入した直後のステップメールでは、商品が届く前と届くタイミング、商品を利用した後のタイミングなどに分けられます。
届く前に、再購入を促してしまうなどミスマッチが起きないよう、受信者のタイミングを考慮する必要があります。
7.PDCAを回す
メールマーケティングは多くの人に、同じメールを送ることが多いため、定量的なデータが溜まり、PDCAを回しやすい施策です。
特にフォローメールやステップメールは、効果の悪いタイミング・内容は差し替える必要があります。月1回など定期的に確認する場を設けて改善を行うようにしましょう。
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