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SMS送信のAPI連携について紹介!メリットや導入方法、比較のポイントを解説

公開日:2019/12/12  更新日:2024/02/17
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SMS送信のAPI連携とは?

自社の既存システムと、SMS送信サービスのデータを同期させるために使用されるのがAPI連携です。

昨今、SMSをビジネスに利用する企業が増えています。特に「SMS送信サービス」を利用したSMSの一斉送信や自動送信は多くの企業で利用されています。

その中で、SMSの自動送信はAPIを活用したシステム連携により実現することができます。
※API(Application Programming Interface)とは様々なWEBサービスやアプリケーションを繋ぐ(システム連携する)ための手段です。

SMSのAPI方式とは

SMSのAPI方式は、お客様のシステムがSMS送信サービスのAPIにアクセスし、メッセージの送信や受信、送信結果の取得などを自動化します。「RESTful API」や「SOAP API」が使用され、開発者はこれらを自社のシステムに組み込むことでSMS機能を利用することができます。

APIを利用したSMSはリアルタイムに大量のメッセージの処理が可能となり、企業ごとに合わせた通知や認証の仕組みを容易に実現できます。

以下では、「RESTful API」と「SOAP API」の違いを紹介します。

〇RESTful API:シンプルなデザイン重視
シンプルかつ柔軟なアーキテクチャで、HTTPメソッドを使用し、JSONやXMLをデータ形式として採用。 軽量で簡潔ながら柔軟性があり、主にWebやモバイルアプリに適しています。

〇SOAP API:セキュアで拡張性重視
厳格なプロトコルで、XMLを使用し、HTTP以外のプロトコルもサポート。 企業環境でのセキュリティやトランザクション処理に優れ、構造付きデータが必要な場合に利用されます。

この記事では、SMS送信のAPI連携について、メリットや利用方法、APIを利用するうえでおすすめのSMS送信サービスを紹介します。


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SMS送信でAPI連携が必要となるケースとは

SMS送信にAPI連携が必要なケースは、ビジネスやサービスの効率向上のシーンで多く見られます。例えば、オンラインストアで注文確認や配送情報のSMS通知が必要となった場合、APIによるSMS自動送信を利用することで、注文システムと直接連携し、自動的かつリアルタイムに顧客に情報提供ができます

また、セキュリティ強化や認証プロセスにおいても、SMSを介したAPI連携が必要となります。例として、SMSを使った二要素認証やパスワードリセットなどがあり、アカウントの安全な管理を実現します。

さらに、緊急の通知やイベントの告知を行う際でも、APIを利用することでSMS送信が即座かつ確実に行え、情報伝達の迅速性が向上します。

SMS送信のAPI連携を行うメリットとは

SMS送信で行う上でAPI連携には多くのメリットがあります。ここでは具体的にどんなメリットがあるのかを紹介します。

業務効率の向上とミスの軽減

今まで顧客への通知を行う必要があるたびにシステムへのログインから配信設定を手作業で行うと思います。しかし、API連携でのSMS自動送信を行うことで顧客への通知送信作業を自動化し、 業務効率の向上と手作業によるミスを軽減、さらにはよりリアルタイムな顧客への通知や配信状況の取得が行えるようになります。

顧客満足度の向上

SMS送信のAPI連携を行うことで顧客の行動を確認してから作業を行うというフローが無くなるため顧客へのスピーディーな情報発信が可能となります。 その結果、サービスの品質が向上し、顧客満足度の向上につながります。

SMSを送信するシステムの導入が容易になる

APIを利用することで、SMSを一斉かつ自動送信するためのシステムの複雑な開発業務をする必要もなく、比較的短期間でSMS送信機能の導入が可能です。 初めてSMS送信を導入する企業でもAPIの連携が可能なサービスを選定することですぐに運用を開始することができます。

SMS送信のAPIをシステムに組み込む方法

SMS送信のAPIをシステムに組み込む場合、以下3つの工程が存在します。ここではその具体的な流れについて紹介します。

①API連携が可能なSMS送信サービスの選定

SMS送信のAPI連携を行うにあたり、まずはSMS送信サービスの選定を行う必要があります。APIでできることは提供会社ごとに異なるため、自社で何をしたいのかを事前に把握して洗い出しておくことが大切です。 その後、問い合わせをして情報を精査した上で選定していくとよいでしょう。費用だけで決めてしまうと後々あれもこれもできないということが起きかねないため注意しましょう。

②API連携の認証

API連携の認証やテスト運用に関してはサービスの選定と並行することが多々あります。APIを利用するためにはAPIキー※やシークレットキーなどを使用して認証を行います。 API認証を受けたことがない場合は、サポートが充実しているサービスを選定すると安心して認証を受けられるでしょう。サポートの充実度も選定のポイントとされることが多いです。

※APIキー:APIサービスの提供事業者が発行している認証情報のこと

③システム開発~実稼働

APIの認証が済みましたら、各SMS送信サービス提供会社ごとに異なる仕様書に沿って自社のシステムとの連携のため開発を進めましょう。APIの方式によって開発の手間も変わってきます。

API連携のシステム開発を分かりやすくお伝えすると、ケーブルで機器をつなぐ際にそれぞれの機器にケーブルの差込口となるポートが必要になると思います。この差込口となるポートをその機器に合わせて作るようなイメージです。差込口となるポートがあればAPI連携が可能となります。

外部サービスがAPIを提供していても自社システムがAPIに対応していなければ連携ができません。
この場合、自社システム側でAPIによる連携ができるように開発(繋ぎ込み)をしなければいけないというわけです。

弊社の提供するAPI方式である「RESTful API」は、比較的容易に開発が可能なためおすすめのAPI方式です。

API連携可能なSMS送信サービスの選び方

国内直収のサービスを選ぶ

SMS送信サービスには「国内キャリア直接接続」を利用するサービスと「海外網接続」を利用するサービスがあります。
「国内キャリア直接接続」を使用するサービスの場合、国内主要4キャリア(KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル)と直接の接続をしているため、「海外網接続」を使用するサービスと比べ到達率が高くなります。 到達率はSMSを利用するうえで重要な要素となってくるため、接続方式を事前に確認することをおすすめします。

サポート体制が整っている会社を選ぶ

SMSのAPI連携を行う場合、システムの開発が必要になります。自社にシステム開発について詳しい人材がいるのであれば問題ないですが、自社内に開発の知識を持った人材がいない場合には提供会社のサポートの充実度が重要になります。

サービスの導入前から導入後までしっかりとサポートしてくれるか、チャットだけでなく電話での対応もあるかなど今後の運用相談ができる会社を選定すると安心して任せられるでしょう。

開発の容易なAPI方式を選ぶ

API連携でのSMS送信を導入するうえで避けられないシステム開発ですが、いかに開発者にとって簡単に組み込むことができるかはとても大切な要素です。 「RESTful API」は開発言語を選ばず、補助ライブラリ等も多い仕様となっているため既存システムへの組み込みが容易に行えます。近年もっとも普及しノウハウが世界中で共有されているため情報が得やすいという利点もあります。

「RESTful API」の場合、連携・開発するうえでどんなメリットがあるのか?ほかのAPIについても知りたい!」と思った方は社内の技術・開発系の方に確認してみるといいかもしれません。

または、API用途で導入を検討するSMS送信サービスのベンダーに、「どの程度連携がしやすいか?」「ほかのAPI方式と具体的にどのような違いがあるのか」などAPIの仕様を確認してみるといいと思います。

API連携の活用事例

APIを利用したSMSの一斉配信、自動配信には様々な活用事例があります。ここではそんな活用事例の中で主な使われ方を5種類抜粋しました。

SMS本人認証や、お客様のシステムから業務連絡、重要な通知、双方向SMSでの顧客対応、IVR発信連携などで活用されている

簡単にAPI連携が可能なSMS送信サービス「Cuenote SMS」

『Cuenote SMS』はSMS(ショートメッセージ)・IVR(音声自動応答)を利用した自動送信やセキュアな認証をAPI連携で簡単に実装できるサービスです。
国内キャリア直収の高品質なSMS送信により、到達率は99.9%※を誇ります。
※2022年3月1日~2022年5月31日の当社実績値、圏外・切電・受信拒否等の事由を除く。

電話、メールで専任のスタッフがサポートしており、導入前のお悩みや運用中のご相談など丁寧に対応します。

API連携を行うためのシステム開発をしやすい「RESTful API」を取り入れており、導入までのフローをスムーズに進めることができます。

次では「Cuenote SMS」で提供しているAPI連携で行える機能を一部紹介します。

「Cuenote SMS」のAPI提供機能(一部紹介)

データベースの作成・編集・削除やレコード登録、個別・一斉配信の予約・編集・削除、配信結果の自動コールバックなどできます

「Cuenote SMS」のAPI連携導入事例

LEVVELS Inc.

仮想通貨取引所を運営するDunamuと、韓国やアジアのみならず、全世界で爆発的な人気を誇るアーティストたちが所属しているHYBEの合弁会社として2022年1月に設立されたLevvels。

導入前では、デモ画面を触ることができ具体的な利用方法を想定できた点、契約前にAPIの提供があったためシステム連携に問題がないことを事前に確認できた点に好印象を抱いていただきました。

導入後はトラブルもなくAPI連携も直感的で非常に使いやすく開発者も作業がスムーズに進められるなどと評価をいただいています。

詳しくはこちらの導入事例ページをご覧ください。

まとめ

今回はSMSのAPI連携についてメリットや導入方法、比較のポイントなどを紹介しました。

昨今、API連携を利用したSMSの自動送信や認証用途が急激に増えてきており、今後もさらに伸びていくと考えています。

自社内でやりたくてもできないようなSMSの自動送信やデータの自動取得が、API連携を利用することで簡単にできてしまうのが一番の魅力です。

少しでも気になる方はまず問い合わせをしてみてください。弊社では進め方から用途の提案まで寄り添いながらお手伝いさせていただきます。ぜひご検討ください。

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この記事の著者

五月女 翔
某ITベンチャー企業にてフィールドセールスに携わる。 ユミルリンク入社後はインサイドセールス担当として、獲得リードのナーチャリング~商談化を担う。普段お客様との電話コミュニケーションで得た経験から、「お客様に寄り添ったわかりやすい記事」を心掛けています。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
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