SMSの文字数制限は?長文SMSを送る方法についても解説!
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SMS送信の文字数は?制限がある?
SMS(ショートメッセージ)は、最大670文字(半角1.530文字)まで送ることができます。
元々は70文字(半角160文字)という制限がありましたが、2019年9月より最大670文字(半角1,530文字)まで送ることが可能になりました。
ただし、ガラケーと呼ばれるフィーチャーフォンや、古い仕様のスマートフォンの場合では70文字(半角160文字)の制限がある場合があり、70文字を超えた分量を受信すると分割されて届きます。
さらに、使用するツールなどによっても異なる部分がありますので、当記事にて解説していきます。
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使用している機種・OSによるSMSの文字数制限の違い
iOS・iPhoneの場合
iOS10.3(iPhone4s)より新しいOSであれば最大670文字(半角1.530文字)まで送ることができます。iOS10.3以前のものは、70文字(半角160文字)まで送ることができます。
またiPhone・iPadでは、SMS送信に関連する機能として、Apple IDを元に送信する「iMessage」があります。Apple IDを持つ同士であれば文字数制限はなく、画像を送ることもできます。
それ以外の場合では、通常のSMS送信として送られるため、最大670文字(半角1.530文字)までの文字数制限があり、画像は送ることができません。
Androidの場合
AndroidOS4.3以下(2017年5月以前に発売された機種)は、70文字(半角160文字)の制限がありますが、それ以降の機種であれば最大670文字(半角1.530文字)まで送ることができます。
フィーチャーフォン(ガラケー)
ガラケーと呼ばれるフィーチャーフォンでは、70文字(半角160文字)の制限があります。70文字以上を送る場合には、70文字ごとに分割されます。
+メッセージ(+メッセージ)を利用する場合
ドコモ・ソフトバンク・auのキャリアを利用している場合、「+メッセージ」のサービスを利用できます。最大2730文字送ることができ、写真や動画・スタンプなどを送信することができます。
ただし、相手が+メッセージを利用していない場合は、通常のSMS送信となり、最大670文字(半角1,530文字)までの制限と、テキストのみ送ることができます。
SMS送信の文字数と料金相場
SMS送信は無料ではなく、1通当たりに送信料金が発生します。
通常のSMS送信は1通70文字程度(半角160文字)で3円(税込3.3円)が一般的です。ただし、文字数に応じて1通あたりの料金が違ってきます。
70文字以上送った場合は、約67文字ごとに1通分の送信料金が上乗せされます。
例えば、SMSの文字数を100文字で送信すると、2通分の送信料金が発生します。
下記はドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで公開されているSMSの文字数ごとの料金をまとめたものです。文字数と金額の参考にしてみてください。
文字数と送信金額の対応表 | ||
---|---|---|
文字数 | 半角文字数 | 金額(円)※税別 |
1~70 | 1~160 | 3 |
71~134 | 161~306 | 6 |
135~201 | 307~459 | 9 |
202~268 | 460~612 | 12 |
269~335 | 613~765 | 15 |
336~403 | 766~918 | 18 |
403~469 | 919~1,071 | 21 |
470~536 | 1,072~1,224 | 24 |
537~603 | 1,225~1,377 | 27 |
604~670 | 1,378~1,530 | 30 |
※なお、法人がSMS送信サービスを利用する場合など、送信の仕方によって料金や仕様が異なります。
文字数制限のあるSMS送信のメリットとは?
SMS送信のメリットは大きく分けて3つあります。
電話番号のみで送信できる
スマートフォン、ガラケーにかかわらず、携帯電話の電話番号で送信できる点は、ビジネス上のメリットとなります。キャリアの変更があったとしても、電話番号が持ち越されていれば、それまでと変わらずSMSを送信できます。
LINEでつながりのない方、メールアドレスを知らない方とも、携帯電話の電話番号さえ知っていればSMSでやりとりが可能です。
標準機能で使える
スマートフォンなどの電話番号が付与された端末には、SMSが標準搭載されています。使用に際して、LINEをはじめとするメッセージアプリのように、インストールやアカウント登録を行う必要がありません。
初期設定が不要であるため、ユーザーの負担も軽くて済み、電話番号を持っている方であれば、気軽に使い始められます。
開封率が高い
開封率・到達率ともに90%を超えるといわれるSMSは、実際にユーザーが見る確率の高いツールです。
メッセージが届くと、受診者側のポップアップ画面に通知が表示されます。メールと比較しても、ほかの情報に埋もれるリスクが少ないツールといえます。
SMS活用時の注意点
次に、SMSを送信する際、留意したい点を4つ紹介します。
件名や送信者の設定ができない
SMSでは、メールのように件名を送信できません。件名を入れて送信すると、受信者側の設定次第では自動でキャリアメールに切り替えられるケースもあります。
また、電話番号のみで送信するため、受信者側の電話帳に登録されていなければ、送信者が誰か伝わらない可能性もあります。
その場合、迷惑メール扱いをされる可能性も否めません。初めてメッセージを送る際は、本文中に送信者名を記載するようにしましょう。
画像・動画は送れない
便利で手軽なSMSであれば、メールのように画像や動画を送信できると考える方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、SMSは短文テキストを送受信するツールのため、一部のサービスを除き、原則として画像や動画は送れません。
添付したい画像や動画があるときは、事前にクラウドストレージにアップロードしておき、ダウンロード用のURLを送付するといった方法を取りましょう。
メッセージが届かないケースがある
SMSには、受信拒否を設定する機能が搭載されています。人によっては迷惑メール対策でSMSに厳しいフィルタリングを設定している場合もあるので、SMSが届かない可能性も考えられます。
不達を防止したいときは、事前にユーザーへSMSのブロック解除を依頼しておく方法を検討してみましょう。
【法人向け】SMS送信サービスの文字数・文字数について
ここから、法人向けにSMS配信サービスを利用する場合についてご紹介します。
法人向けのSMS送信サービスとは、SMSの個別配信に限らず、電話番号の一覧がまとまった配信リストへの一斉送信や効果測定などが行える仕組みです。
またシステム連携を通して自動通知やSMS本人認証を行うことも可能です。 企業が提供しているSMS送信サービスは、最大660文字まで送れる場合が多く、長文対応にも適しています。
企業向けSMS配信サービスの詳細については▶▶▶コチラ◀◀◀
【法人向け】SMS送信サービスの活用用途
SMS送信サービスの利用用途はさまざまで、例えば賃貸料金や公共料金の督促通知や、アルバイト・派遣スタッフへの業務連絡、宅配・工事のリマインド、ホームセンターの出荷通知などでSMS送信が活用されています。
また、昨今金融機関に限らず、ebサービスのアカウントセキュリティの強化が叫ばれており、アプリのログイン認証などで2段階認証の手段にSMSが使われています。
SMS認証はそのほかにも、チケット転売防止策として複数IDでのチケット購入を防いだり、クレジット情報の不正利用で振り込みなどがされないように認証をかける際などにも利用されています。
このように、SMS認証、業務連絡、督促、重要な通知などといったさまざまな用途でSMS送信サービスが導入されており、今後は販促などの用途も広がってくると考えられています。
【法人向け】SMS送信サービスを選ぶ際のポイント
SMS送信サービスを選ぶ際は、国内直収サービス(docomo、au、Softbank、楽天モバイルなど国内の携帯キャリアと直接接続している)を選ぶのがおすすめです。
国内直収のサービスは国内携帯キャリアと直接接続してSMSを送信することができるため、到達率が高く、確実にSMSを届けることができます。
一方直収でないサービスは、海外の国際回線を経由してメッセージを送信するため、直収のサービスと比較して、SMSがブロックされやすくなります。つまりSMSが届かないという問題が生じ、メッセージが確実に届くというメリットを享受できません。
直収の方が1通あたりのSMS送信料金は高くなりますが、SMSで重要通知の送信や本人認証を行う場合、確実に届くという点で十分なメリットがあります。
また、メッセージ送信時に電話番号という個人情報を取り扱う関係上、セキュリティ面も重要です。
その他にも有事の際の電話サポート対応や導入実績などを確認することで、安心して利用できるサービスかをある程度判別することができます。
SMS送信の文字数まとめ
SMS送信をする場合、個人から送信するか法人から送信するかで、文字数や1通当たりの料金が異なります。 最後に、個人と法人それぞれのSMS送信についてまとめてご紹介します。
個人からSMSを送信する場合
SMSも文字数制限は基本的には70文字程度(半角英数字で160文字)ですが、最近のスマートフォン・携帯電話では長文SMS配信(670文字)の送信が可能になってきました。
※送信可能な文字数は機種によって異なります。
文字数に対する料金には注意が必要で、70文字程度おきに3円の費用が加算されるため、不用意な長文送信には注意が必要です。(604~670文字では30円かかる)
また、現在はSMS送信も進化しており、Androidでは標準で搭載されている+メッセージなどのSMS送信アプリを利用することで絵文字やスタンプ、画像・写真、動画などといったリッチなコンテンツを送ることもできます。
法人からSMSを送信する場合
法人の場合はSMS送信サービスを利用することで、配信リストに対してSMS一斉送信や送信後の効果測定、システム連携によるSMS本人認証を行うことができ、文字数も長文で660文字まで送信可能です。
※個人で利用する場合と送信サービス利用時の料金は異なります。
SMS送信サービスは、国内携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)にSMSを送信したい場合、
直収(国内携帯キャリアと直接接続、国内回線網から送信)のSMS送信サービスがおすすめです。
非直収(直収でない、国際回線網から送信)のサービスは、直収のサービスと比較して1通当たりの料金が安いものの、メッセージがブロックされやすく、到達率が低いことがデメリットになります。
SMS送信はメール配信と異なり1通送信あたり料金がかかることもあり、活用用途は重要通知や本人認証など、特定のシーンに限定されていることが多いです。
例えば督促や決済通知、業務連絡やリマインドなど、確実に届けたい、いますぐ見て欲しい重要なメッセージ送信にSMSが利用されています。
また、スマホ・携帯電話の電話番号を利用するSMS認証は本人確認を行う際には最適な認証手法で、様々な認証手段の中でもメジャーなものとして活用されています。
ここ数年で企業のSMS送信に対する評価、SMS送信サービスの活用に注目が高まってきているので、是非SMSの活用について検討してみてください。
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