メールを開封させる!件名を書くコツ5選
※この記事はNicole Krug氏が執筆した「Writing Email Subject Lines That Get Opened: 5 Tips To Get You Started」を翻訳した内容です。 Nicole Krug氏と、マーケティングコミュニティ「Business 2 Community」の善意に感謝いたします。
良いメルマガには良い件名がつきものです。
パッと見てメールの内容が分かる件名、興味を引くパーソナライズされた件名など、素晴らしい件名には「続きを読みたい!」と思わせる要素があります。
とは言っても、読者の興味を引くのは「言うは易く行うは難し」ですよね。
そこで今回は効果的な件名を書く際の5つのコツを紹介します。 もし、あなたが開封率に悩んでいるのであれば、ぜひ試してみましょう。 メールが開封されること間違いなしです。
本文の内容が分かる件名
まず前提として、メルマガの読者は多忙だということを念頭に置きましょう。
忙しい読者目線で言えば、どういう内容のメールなのかすぐに分かり、読むべきかどうか判断しやすい件名が好ましいです。
もし、パッと見てメールの内容が分からない件名にしてしまうと、開封されないリスクが高まってしまいます。
また、よく見かけるような汎用的な件名にしてしまうのも効果的ではありません。
読者の興味を引けず、メールの開封に至らない可能性があるからです。
残念ながら、いくら内容が良くとも件名が読者の関心を得られなければ、配信したメールは受信ボックスに埋もれてしまいます。
最悪の場合、「必要ないけど購読解除するのが面倒だから・・・」と、迷惑メールに設定されてしまうかもしれません。
なので、配信したメールはどのような内容なのか分かる件名を書いて、読者に興味を持ってもらいやすくするように考えましょう。
統計データを使う
件名に数値や統計データを含めると、数値を記載しないメールよりも開封率が上がります。
数字を使うと内容が明確になり、関心が高まりますよね。
数値を使うとこんな効果があります。
数字や統計データを使うと、少ない文字数で具体的な情報を読者に伝えられます。
さらに、メールで伝えたい情報を強調することもできるでしょう。
このように正しく数値やデータを使えば、メールの開封を促すことができます。
件名の使い回しをやめる
同じ件名やコンテンツを何度も目にすれば、読書は購読解除してしまうでしょう。
もし、決まった件名の書き方や、ルーティンワークがあれば、使い続けるのを避けたいところ。
同じ件名を書いてしまう可能性が高くなってしまい、メールを開いてもらえなくなることもあるからです。
件名の使い回すと読者はどのように感じてしまうのでしょうか?
読者は「誤って同じメールを2度送ってしまったんだな」と思うか、もしくは「既に読んだメールなので読む必要はないかな」と感じることでしょう。
このような状況が続けば、次第に配信側のブランドを損なってしまうかもしれません。
ですので、できるだけユニークな件名にしたり、なるべく前回と被らない件名を書きましょう。
工夫された件名に読者は気づいてくれますし、開封率の向上に繋がるでしょう。
パーソナライズ
パーソナライズをした、もしくは読者ターゲットを絞った件名を書きましょう。
そして、読者に直接語りかけるようなコンテンツ作成を意識しましょう。
メールを読んだら具体的なメリットが得られることを伝えることが重要です。
読者の関心を把握して効果的に利用できれば、興味を引くメールコンテンツが作りやすくなります。
やはり読みたくなるメールというのは、「自分と関係のあるコンテンツ」です。
なので、相手の関心を把握してパーソナライズをするのが効果的でしょう。
たとえば、お役立ち情報ブログ、製品のアップデート情報、ちょっとした面白コンテンツなどが最適です。
このようなコンテンツに関連する文言を件名に盛り込みましょう。
そうすると、読者に「開封するべきメールだ!」と感じていただけます。
どうしてもアイディアが浮かばない!ということであれば、顧客が感じている困り事や、問い合わせ内容などがヒントになるかもしれません。
FOMOを利用する
緊急性と希少性、この2つの強力な要素を活用してみましょう。
基本的に私たち人間はリスクを嫌う心理的な働きがあります。
単に金銭的な話だけではなく、あらゆる機会にも当てはまる話です。
たとえば、
「数量限定販売」
「年内最後の特売セール」
「8時間限定特価」
このようなフレーズを街中やウェブサイトで、目にしたことがあるのではないでしょうか?
時間制限を設けた「緊急性」や、数に限りがある「希少性」に対して、強い関心があるからこその仕掛けなのです。
この「この機会を見逃すのは嫌だな・・・」と思ってしまう心の働きをFOMO(Fear of missing out:チャンスを失うことを嫌う気持ち)とも呼びます。
なので、「今アクションしなければチャンスを逃してしまう!」と思ってしまうFOMOの要素を盛り込んだ、緊急性や希少性を強調した件名を書いてみましょう。
開封率・クリック数ともに増加する可能性が高まります。
とはいえ、FOMOの利用は注意が必要です。
頻繁に利用する、本当は緊急でもないのに偽って書く、というのはいけません。
例えば「在庫残り5点」と表記しておきながら、実際には在庫に余裕がある場合などです。
こうした「釣り」や「煽り」と呼ばれる書き方は、読者の不信感を招いてしまいます。
最終的に企業のブランドや信頼を落としてしまうので、FOMOは適度に利用するのが好ましいです。
他にも件名を書く際のコツを紹介しています。
興味を持った方は「メルマガサンプル紹介!思わずクリックされる件名のコツと書き方」も読んでみてください。
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