マーケティングの勝者は誰?メールVSソーシャルメディア
※この記事は、PadicodeのGabriel Nechita氏による『Who Is Winning At The Game Of Marketing? Email vs Social Media Stats』を翻訳した内容です。
長きに渡って、メールとソーシャルメディアのいずれが優位であるかの激論が展開され続けています。絶え間なく続くこの議論のために、私たちはさまざまな見解を示してきました。
もし、あなたが賢いマーケッターであるなら、データから判断することもできます。データがなくても試行錯誤して取り組むことはできますが、さまざまなマーケティングのチャンネル全体における実績を見渡して判断する方が無駄がなさそうです。
マーケティングの手段として、どちらがより優れているかを決める代わりに、興味深い統計結果をご紹介します。どちらが良いのか、あなたが決めてください。もちろん、あなたのいる業界や業態によって、判断は違ってくると思います。
メールに関連した統計
1.2013年時点で、36億のメールアカウントがある。出典
2.91%の消費者は毎日メールをチェックしている。出典
3.業務において、メールに関わる作業に費やす時間は週に13時間である。出典
4.宣伝に関わるコミュニケーション手段として、74%の消費者は
メールが適していると考えている。出典
5.仕事で受け取るメールの54%は、マーケティング的な内容のメッセージである。出典
6.60%のマーケッターが、メールの方が確かな投資利益率を生み出すと考えている。出典
7.66%の消費者が、メール経由でオンラインの購入を行ったことがある。出典
8.メールマーケティングの投資利益率は4.3%である。
9.17%のマーケッターは、メール配信の結果を分析していない。出典
10.76%のメールが送信後2日以内に開封されている。
ソーシャルメディアに関連した統計
1.42億の人が、モバイルデバイスでソーシャルメディアにアクセスしている。出典
2.フェイスブックユーザーの95%が毎日ログインしている。出典
3.米国では、インターネットにアクセスしている時間の27%が
ソーシャルネットワークサイトで費やされている。出典
4.ソーシャルメディア経由のリードは、展示会、テレマーケティング、
ダイレクトメール、PPC広告経由の2倍ある。出典
5.52%のマーケッターが、ソーシャルマーケティングの投資利益率を
正確に測ることは難しいと言及している。出典
6.52%のマーケッターがフェイスブック経由で見込み客を獲得している。出典
7.23%以上のマーケッターが、ブログやソーシャルメディアを運用している。出典
8.ソーシャルメディアからのトラフィックの30%は、SlideShare.net経由である。出典
9.53%のソーシャルメディア・マーケッターは、費用対効果の検証をしていない。出典
10.Youtube経由で少なくとも1回は購入があったと答えている人は53%。
このような統計を集めて眺めてみると、いろいろなことが見えてきます。
メールマーケティングのことを"古くさい"と一蹴する人たちが、実は、その費用対効果を無視しているということは興味深い現象です。オールドテクノロジーとは、"もう使われていないテクノロジー"という意味ではありません。同様に、新しいテクノロジーとは、放置しておいても育つ金のなる木ではないのです。
メールマーケティングは、リードの獲得という面で試行錯誤するに値する面白い手段ではありますが、ソーシャルメディアがリード獲得に効果的でないとも言いきれません。
賢いマーケッターは、よりコンバージョンを高めるために、二つの異なるチャンネルがあると考えるべきなのです。コンバージョンを得るまでの過程は、簡単なことではありません。さまざまなマーケティングのチャンネルを確立していく必要があります。どのチャンネルが効果的かという話しではなく、何をどうやれば収益につながるかということを注意深く考える必要があるのです。
マーケッターにとっては、今のところ、ソーシャルよりメールの方に軍配が上がるようです。しかし、ソーシャルが新たなビジネスを生み出すチャンスであることも無視できない事実です。引き続き、ソーシャル周辺の状況も注視していく必要があります。
あなたは、ソーシャルメディアとメールのどちらがお好みですか?
どちらの方が、あなたのビジネスに有効でしょう?
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
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