メルマガの配信スケジュールの立て方とは?メールの再利用も
セグメント配信とは?効果的な活用方法やメリットを解説
メルマガは低コストで費用対効果の高い施策です。 しかし、大量の人に同一のメールを送るため、迷惑と感じてしまうユーザーもいます。
そこで、セグメント配信という手法があります。 さまざまな活用を行うことで、メールマーケティングの効果をさらに押し上げることも期待できます。
当記事ではセグメント配信について活用方法や効果など、解説します。
メールマーケティングを

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セグメント配信(セグメントメール)とは?
セグメント配信は、購読者の年齢・趣味・興味のある製品などの属性情報を元に、対象を絞り込んで配信するメールマーケティングの手法の1つです。例えば、「20代で映画に興味がある人」などに絞って一斉メールを送ります。ターゲティングメールと呼ばれることもあります。
非常にシンプルな手法ですが、活用方法やメリットは多く、ぜひご活用頂きたい配信方法です。
セグメント配信は重要なメールマーケの施策!その理由とは
セグメント配信は、2024年以降特に重要なメールマーケティングの手法です。なぜなら、Gmailガイドラインの更新に伴い、多くのメルマガ配信企業はGmailユーザー宛てに送ったメールのうち、迷惑メールと報告される率を0.3%未満にする必要があるためです。迷惑メール率が高いと、正しく届けられなくなる可能性もあります。
当社にて2024年に全国20歳以上の男女491人に対して「メールマガジンを配信停止するのはどんなとき?」というアンケートを取ったところ下記の結果となりました。(複数回答可)
意図している動作にならないとき | 14.3% |
---|---|
自分の興味がない情報ばかり届いたとき | 81.1% |
1通あたりの情報量が多く読み切れないとき | 26.5% |
登録した覚えがないメールマガジンが届いたとき | 44.6 % |
配信頻度が多いと感じたとき | 52.3 % |
表示崩れや誤字を見つけたとき | 11.8 % |
誤配信があったとき | 8.1 % |
リンクをクリックしたら、 ECサイトのカートに商品が入っていたとき | 5.9 % |
その他 | 2.6 % |
分からない | 0.4 % |
※本調査データは以下のページより無料ダウンロードが可能です。
『迷惑メールに関するメールマガジン 登録ユーザーの動向調査【2024】』
圧倒的に多い理由が「興味のない情報が届いた時」です。アンケートの通り正しくメールを停止してもらえれば問題ありませんが、なかには迷惑メール報告をする人もいます。
メルマガは、企業本位の内容になってしまうこともありますが、対象顧客全員に対して同一のメールを送るため、興味のないメールが送られてしまうこともあります。そこで、興味のある人に絞った配信ができる「セグメント配信」が重要になります。
セグメント配信の活用シーン
ここからは、実際のセグメント配信の活用方法について紹介します。
エリアなど一部限定のキャンペーン訴求
セグメント配信の代表的な活用方法は「エリアや年齢、学生の有無など対象を絞ったキャンペーンや情報を送ること」です。例えば学生限定のキャンペーンを、学生以外の人に送ることは得策ではありません。
セグメント配信が行えれば、このように一部の人にのみ関心をもつ内容のメールを配信することが可能になります。
誕生日や結婚などの記念日メール
セグメント配信は、大きくグループ分けするだけでなく、ほんの一部の人を対象にしたメールも配信可能です。代表的なものが「誕生日や結婚記念日」などのメールです。今日誕生日の人だけに、お祝いと合わせてお得な情報や限定情報を配信することができます。
タイミングよく適切なメールを送ることができるため、ブランドへの好意度を上げられる可能性があります。
ただし、これらは当社のメール配信システム「Cuenote FC」などシナリオメールの機能があるメール配信システムを活用すれば、自動配信することも可能です。
アンケートと紐づけて対象に送るメール
Webアンケートなどで、顧客属性をより多く取得することができれば、より細かいセグメント配信が可能になります。アンケートで、ある商品に興味があった人にだけ配信することができます。
1to1マーケティングのようにきめ細かいサービス提供に繋がります。
顧客の温度感に合わせたメール配信
顧客の購買頻度、最後の購入からの経過日数など、RFM分析を用いて対象となる人に対してメールを送ることができます。BtoBや高価格帯の商品を扱っている事業においては、サイト訪問数や問合せ状況など、顧客の購買意欲を潜在層・顕在層などに分けてメール配信を行うこともできます。
セグメント配信を行うメリット
不要な人にメールを送らずに済むため、解約率・数を抑えられる
ここまで紹介した通り、セグメント配信は興味のない人にはメールを送らずに済むため、解約率や数、ひいては迷惑メールに報告される数を抑えることに繋がります。
対象が限定されるメールを配信する時には、必ずセグメント配信を活用しましょう。
通常のメルマガより、対象限定とした尖ったメールが送れる
セグメント配信が行えるということは、対象を絞ったキャンペーンの策定やそのメールを送ることができます。メルマガ経由の問合せを増やすために、クーポン配布などを行っている場合には、4月には「新社会人向け応援クーポン」など、対象を絞った企画の実行とメルマガ送信が可能です。
顧客満足度向上が期待できる
記念日のメールなど、顧客のニーズに合致した内容・タイミングでメールを送ることができれば、メールを受け取った購読者の顧客満足度向上に繋がる可能性があります。
満足度の高い顧客の中には、SNSなどで投稿してもらえることもあり、さらなる認知獲得にも期待できます。
セグメント配信を行うときの注意点
そもそも属性情報がなければ実施できない
セグメント配信は、そもそも属性情報がなければ実施できません。誕生日メールであれば、顧客の誕生日情報を取得する必要があります。RFM分析など高度な集計データを元にセグメント配信するためには、対応しているメール配信システムを活用するか、事前に別ツールなどで抽出したアドレスを登録して配信するなどの必要があります。
むやみに属性情報を取得しようとすると登録者が増えない
セグメント配信を行いたいばかりに、属性情報を多く取得しようとメルマガ登録時のフォームの設問数を増やしてしまうと、メルマガ登録が面倒に感じてしまい、登録されなくなる可能性があります。
メルマガ購読取得時に、最低限必要になる項目を事前に決め、最小限の設問で登録できるように心がけましょう。
セグメント配信を行うなら「メール配信システム」がオススメ
メール配信システムの多くでは、セグメント配信が可能です。アドレスを登録する時に、属性情報が入っていれば、配信時にメールアドレスから条件抽出を行えば可能です。
メール配信システムなら「Cuenote FC」できまり
当社が提供しているメール配信システム「Cuenote FC」は、セグメント配信やシナリオメール・ステップメールなどメールマーケティングの機能が標準装備でご利用可能です。料金もアドレス件数に応じた料金テーブルのため、1人当たりに何通送っても料金は変わりません。また高速で到達率高く送ることもできる、オススメのサービスです。