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メールマーケティングとは?基礎知識やメリットの解説、2024年最新トレンドは?

公開日:2021/01/26  更新日:2024/04/10
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5分でわかる!メールマーケティングについて

メールマーケティングは、メールを活用して顧客とコミュニケーションを図り、集客や見込み客の受注などコンバージョン達成を目指すマーケティング手法の1つです。

現在もメールマーケティングは企業にとってROI(投資利益率)やCVR(コンバージョン率)が高いマーケティング手法として、重要視されています。

メールは、プライベートでのコミュニケーション用途が減少していますが、メールマーケティングにおいては、2024年も引き続き重要な手法です。

当記事では、メールマーケティングの初歩から最新トレンド・事例なども踏まえて網羅的に説明いたします。


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メールマーケティングとは?

メールマーケティングとは、メール配信を通じてユーザーにアプローチし、コミュニケーションを図って集客やコンバージョン達成へとつなげるマーケティング施策です。

手法の種類はメールマガジン(メルマガ)や、ステップメール・シナリオメール・ターゲティングメールなど、さまざまあります。

一度接点のあった顧客・見込み顧客に送る点が特徴で、1通のメールで行動を促すことも出来る効率のよいマーケティング手法です。

メールは古い?マーケティングツールとしては有効

1990年代からパソコンや、ガラケー(フィーチャーフォン)が普及するとともに、メールもコミュニケーションツールとして普及しました。スマートフォンが登場して久しい昨今では、さまざまなSNSが定着・台頭してきており、コミュニケーションツールとしてはマイナーになりつつあります。

ネットショップなどWebサービスが普及した現在、メールはマーケティングツールとして拡大しつつあります。

さらにメールマーケティングの手法は進化しています。例えば、Webサイトのような見た目を実現でき、効果が高いとされているHTMLメールが簡単に作成できるようになりました。またMA(マーケティングオートメーション)などの言葉も流行り、ステップメール・ターゲティングメールといったより一人一人にあった内容を自動で送る手法も普及してきています。

このようにさまざまな用途・可能性のあるメールマーケティングは、ビジネスには欠かせない1つの手法として定着しています。

メールマーケティングとメルマガは違う?

メルマガは、フォローメールやセグメントメールなどと同じく、メールマーケティング中の1つの手法です。

メールマーケティングのなかでも、ターゲットやマーケティングの目的によって有効なメールの種類が変わってきます。メルマガの目的としては、顧客への接点を途切れさせないよう繋ぎとめるメールマーケティングとして位置づけることができます。

自社のファンを増やすためや、顧客の商品理解・ブランドの好感度を上げるために、定期的にメルマガ配信を実施することは効果的な手法です。

メールの流通量が増加傾向にある中、社会情勢を鑑みながら、トレンド感のあるコンテンツを配信することや、顧客データを活用したパーソナライズメールを活用することでメルマガ受信者の目に留まる配信が必要となってきます。

メールマーケティングの効果とメリット

メールマーケティングは用途によりさまざまなメリットがありますが、大きく分けると3つあります。

コストが低く、費用対効果が高い!

メールマーケティングは、ほかの広告媒体に比べて制作コスト、出稿(送信)コストが低い傾向にあります。メール配信システムを使えば、誰でもデザイン性のあるメルマガを作成できるなど、機能が豊富にありながら、月数万件レベルに送るメルマガであれば、月額コストは数万円程度で収まります。

また送信先は、一度何らかの接点を持った顧客で企業への関心は一定程度あると考えられるため、行動につながりやすい(CVRが高い)という特徴があります。そのため、費用対効果が高いマーケティング手法と言えます。

効果測定や分析ができるから改善できる

メールマーケティングでは、開封率・クリック率・コンバージョン率などのデータを取得することができるため、数値に基づいた分析・改善ができます。またABテストを行うことや、Webサイトでの閲覧状況を追うなど、その他のツールも併用すればさらなる効果測定もできます。
例えば、どんなメール件名にすれば読まれるのか、どんなコンテンツを提供すればクリックされるのかなど顧客への理解を深めながらPDCAを回すことができます

そのため、メールに限らない大きなマーケティング施策を行うときに、メールマーケティングで小さくテストして検証することもできます

顧客属性・状況に合わせて訴求することができる

マス広告では顧客属性・状況に合わせた訴求はほぼできません。ターゲティングの精度が高いWeb広告でも、限界があります。
対してメールマーケティングでは、持っている顧客データを活用することができるため、細かい顧客属性・状況に合わせて訴求ができます。

例えば「男性の旅行好きの人」だけ送るなど、セグメントを絞った配信や、開封の有無などメールの閲覧状況に合わせたシナリオメールにて顧客属性・状況に合わせた訴求をすることができます。

効果測定と合わせて、どんな顧客属性にどんな情報を送るべきか改善することで、より一人一人に合った情報を送ることができます。

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メールマーケティングのデメリット

費用対効果は高いが、メール1回の売上インパクトは大きくない

メールマーケティングは、配信できるアドレス数以外の人に対して訴求ができないため、テレビCMや大規模なWeb広告と比べ、施策1回ごとに大きな売上を上げることは難しいのが現状です。

ただし、送るごとに認知度や好感度をアップさせることや、メールを1つのきっかけとして購買を促すなど、直接的な売上はもちろんのこと、他の施策に対してアシストする要素もあり、費用対効果は高い傾向にあります。

メール内容の検討・制作に手間がかかる

定期的に送るメルマガでは、毎回のメール内容の検討・制作を行う必要があり、ネタ切れを起こさないような工夫が必要です。フォローメールやシナリオメールなどは、一度メール文章を考えれば自動で配信されますが、定期的な内容の改修で、効果維持・改善する必要があります。

ただし、毎回どのようなコンテンツが顧客にささるかユーザー視点で考えテストできるという面では、社内に知見が溜まり他の施策へもよい影響を与えることができるでしょう。

メールマーケティングの手法種類は?

メールマーケティングといってもどのような種類があるのでしょうか。
目的や状況により手法が異なってきます。代表的な5種類をご紹介します。

  1. メルマガ
  2. ステップメール(フォローアップメール)
  3. シナリオメール
  4. ターゲティング(セグメント)メール
  5. リターゲティングメール
  6. その他

①メルマガ:ファン化・常連化につなげる

メルマガ(メールマガジン)はニュース・キャンペーンなど発信側が届けたい情報を対象の顧客に対して定期的に一斉送信するメールのことです。送信時間や頻度は発信側が自由に決められ、時間は早朝から夕方まで、頻度は週1回程度から毎日送るなど、企業によってさまざまです。

定期的に送ることで、受信側の企業・商品理解が深まり、ファン・常連化につながることが期待できます。一方で、1通のメールを多数に送るため、求めていない情報の提供や送りすぎにより、迷惑になってしまう場合もあります。どういう情報を、どういう頻度で、どういうタイミングで送るか受信者側の状況も踏まえて送信するとよいでしょう。

②ステップメール(フォローアップメール)

特定の日付(会員登録日・商品購入日等)や任意の条件でメールを自動配信するメールのことです。定型化されたメール配信を自動化することで、効率的なフォローアップが可能です。

商品・サービスの提供や商談といった顧客に何かを提供するタイミングに合わせたメール送信により、効果を最大化することが期待できます。

(例)会員登録、商品購入の3日後にお礼メールとクーポンを送付・・・1週間後、1か月後にも類似の商品等のレコメンドメールを送付

ステップメール(フォローアップメール)の例

③シナリオメール

メール受信者の行動(開封・クリック)に応じて事前に作成したシナリオを自動で配信するメールのことです。ユーザー行動の内容に合わせて配信内容が変わります。
ステップメールは日付を基に作成するメールのことに対してシナリオメールはユーザー行動も伴う配信手法となります。
ユーザー行動に併せたシナリオ配信機能により、退会・解除者を下げ、高い開封・クリック・コンバージョン率を期待することができます。

メールの受信者の行動に応じ、配信内容を自動で分岐

④ターゲティング(セグメント)メール

見込み客を設定した条件で配信するメールです。
配信対象の属性に合わせた内容のメールを送るので開封率やクリック率の向上が見込まれます。適切なセグメント(抽出)ができれば反応が高まる一方、配信対象が限られるので配信数は減ってしまいます。

(例)内容:関東限定で新作DVD情報を配信。配信対象を「女性」「関東在住」「映画に興味のある」顧客を抽出

ターゲティングメール(セグメントメール)の例

⑤リターゲティングメール

ユーザーの自社サービスサイトの行動状況などによって送るメールのことを指します。
以下のようなケースで使用されます。

  • ある商品ページを見た人に、キャンペーンメールを送る
  • ECサイトでカートに商品を入れたまま離脱した人に購入を促すメールを送る
  • 解約ページを訪れるなど解約を検討した人などに対して、解約防止するためのキャンペーンなどを送る

適切なタイミングで適切な内容を送ることができれば高い効果を発揮できるかもしれません。ただし、過度に送りすぎると受信者側は監視されているような不信感を与えてしまいますので配慮が必要です。

⑥その他

基本的なメールマーケティングの手法は⑤までですが、その他にも手法はあります。例えばお知らせや通知メールそのものはメールマーケティングとは異なりますが、その中にキャンペーン情報などを入れる方法があります。

また休眠顧客・休眠リードに対して、アクションを流すための掘起メールなどもあります。

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メールマーケティングで解決できる課題

エンゲージメントの強化

メールマーケティングで解決できる課題としては、一番に「エンゲージメント強化」が挙げられます。

BtoBビジネスのケースでは、名刺交換をした後の70%が担当者と接触できていないというレポート結果もあります。営業が接触できていない部分をフォローすることで、70%に対して一括・自動で商談化に繋げられる可能性を秘めています。
営業リソース不足で追客ができない部分もフォローできることで全体的な営業効率も上がってきます。

適切なアプローチができる

顧客が最も興味や関心のあるタイミングでアプローチができれば成約率が上がる可能性があります。

顧客がBtoB、BtoCに関わらず、顧客一人一人個別にアプローチをする必要性が高まってきています。
そのタイミングを計るためには、セグメントメール・シナリオメールの手法が重要です。

今まではこのような分析機能はMA(マーケティングオートメーション)ツールで実現できる内容でしたが、今ではメール配信システムでも利用することができ導入するハードルも下がってきています。

効果的なメールマーケティングの始め方(実施方法)

メールマーケティングを実施するにためには、以下の順番が必要です。

  1. 誰に、何のために、どのように
  2. 使用するツールを決める
  3. 目標を設定する
  4. 配信リスト作成・集める
  5. メールを作成する
  6. メール送信後の検証

①「誰に、何のために、どのように」を明確にする

メールマーケティングを行う前には、「誰に(ターゲット)、何のために(目的)、どのように(方法)」を明確にしましょう。
例えばメルマガは、売上拡大のための目的以外にも、読み物コンテンツとして提供することもできます。目的やターゲットが明確ではないと、「メール内容を制作して送ること」が目的になってしまう可能性があります。そこで、以下のようなポイントを確認しましょう。

誰にメール配信をするのか
自社製品を導入する企業はどのような業界でどのような人?商品を購入してくれる人はどのような人?

何のためにメール配信をするのか
認知拡大・資料請求・セミナー参加・商品購入

どのような方法でアプローチするのか
メルマガだけにするのか、フォローメールやシナリオメールを行いたいのかなど

②使用するツールを決める

メールマーケティングを行う場合には、メール配信システムなど専用のツールの導入が必要です。

普段ビジネスで使用しているメーラーでもメール配信することは不可能ではありません。ただし、1日に配信できる上限がある可能性や配信停止等の特定電子メール法に準拠する機能の設定が難しい、BCCではなくCCに入れてしまう個人情報流出のリスクなどを踏まえると、ツール導入はほぼ必須と言えます。

ツール選定時には、最初に検討した「どのような手法でアプローチするのか」が実現できるかを確認しましょう。実現という部分では、メールの到達率はどうか・送信速度などの性能はどうか・セキュリティ対策の高さなど、確実性の高さも確認しましょう。

メール配信システム比較10選!機能やサービス比較、目的別の選び方。

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③目標を設定する

メールマーケティングは、PDCAを回して改善することで効果を最大化できるため、目標の設定は重要です。

まず、売上をどの程度上げたい・増やしたいかの数字を決めましょう
その数値を達成するために逆算して以下の数値考えます。

  1. コンバージョン率(問合せ率):メルマガ経由で購入・問合せなどをした数
  2. クリック率:メルマガを受信した人のうち、メール内のURLをクリックした数
  3. メールの開封率:メルマガを受信した人のうち、開封した数
メルマガのKPIについて詳細はコチラ

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④配信リスト作成・集める

次に、送信するリストを作成します。ここで注意したい点が特定電子メール法です。「迷惑メール」を規制するために、広告や宣伝を伴うメール=メルマガを送る場合には、メール配信する承諾を得なければなりません。

そのため、顧客リストなどアドレスを多く所持していても、承諾がない場合には送ることはできません。今後、購入・問合せ・資料請求などを行うフォームには、以下のように同意・承諾を得る表示をして配信できるアドレスを集めましょう。

メルマガ登録してもらうフォームでは、項目が多いほどセグメントメールなどに役立てることができますが、登録することが面倒になってしまう機会損失が発生する可能性があります。最低限どのような属性が欲しいかを検討して取得するとよいでしょう。

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⑤メールを作成する

文字だけの内容であるTEXTメールと、画像や見た目のデザインができるHTMLメールがあります。昨今では、HTMLメールを使用したメールマーケティングが一般的になっています。

TEXTメールと比べ、開封率を取得できることに加え、画像を設置することにより伝えられる情報量が飛躍的に上がります。メール配信システムでは、専門知識不要でHTMLメールを作成できるエディター機能が搭載されていますので、できるかぎり活用することをオススメします。

メールは、タイトル・件名が重要!

メールは読まれなければ意味がないため、「タイトル・件名」は非常に重要です。
件名は一瞬で内容を理解し読むメリットが伝わるよう、なるべく冒頭の14文字以内に重要な内容を記載しましょう。14文字は内容を認識できる文字数と言われています。

例えば「〇名様限定」「〇日まで開催中」「〇%OFFクーポン」など数字を含めることや、「〇〇が好きな方必見」といったパーソナル感や「速報!」など新鮮感を出すのもよいでしょう。

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⑥メール送信後の検証・PDCAを回す

内容を工夫してメールを送って終わりではありません。送信後の検証も重要になってきます。

そもそも送信がきちんと成功されたのか、送ったメールの開封率、リンクのクリック率、などの数値を確認しましょう。

最終的にはコンバージョン率=売上の向上ですが、その前に至る数値を確認・改善することでメールの質をあげていくことができます。ABテストで、タイトルの書き方を変えてみたり、どちらのメール内容が良いのか、配信日時や属性によって効果が変わるのかなどを検証するとよいでしょう。

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メールマーケティングを行うためのコスト(費用)は?

メールマーケティングのコストに関しては、主に3つに分類されます。

①メール配信コスト

メールマーケティングを行うためには、さまざまな機能・効果検証が必須です。

そのためには、メール配信システムなど専用のツールの導入が必要です。

特にメールは届かない問題や、遅れて届いてしまう遅延の問題があります。大量のメールを高速に送り、確実に届けるためにはシステムの導入が不可欠です。

  • メール配信なら、月額5,000円~程度から
  • MAツールなら、月額10万円~程度

②リスト生成コスト

メルマガ登録をしてもらうための販促費用です。登録フォームに誘導する広告であったり、イベント実施費用等です。ECサイトなどでは購入・問合せと合わせてメルマガ登録の誘導を行うことで、コストを抑えられます。

③メール運用コスト

メールを実際に配信するコンテンツ作成や人件費です。
メールコンテンツを外部に委託するのか自社で作成するのかでも運用コストが変わってきます。どこでコストを抑えられるか、闇雲にコスト削減をするのではなく効果をだせるポイントを洗い出して精査するのが良いと思います。

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メールマーケティングを実施するために必要な機能

メールマーケティングの種類や手法について触れてきましたが、実施するためには配信するために伴った機能、管理するツールが必要です。
今回はメール配信システムをはじめとする、配信ツールの代表的な機能について紹介します。

グルーピング機能

性別・年齢などセグメント(属性)を分けることや、該当する属性を抽出したメールを送るときに必要です。

またグルーピング機能があった場合に、and条件・or条件両方使用できるのかもポイントです。and条件は、「30代かつ(and)男性」のような抽出です。or条件は、「東京在住、もしくは(or)神奈川在住」などの抽出です。

1to1のようなキメ細かいマーケティングが求められる時代において、セグメントの精度によって、メールマーケティングの効果も大きく変わります。

分析機能

配信したメールの開封率クリック率などを測る機能です。

シナリオメールを送る際には、開封やクリックに応じて配信内容が変わるので条件となる開封率やクリック率などを分析する機能が必要となります。送ったメールに対して、ユーザーがどのように反応してくれているか把握できるのでマーケティングデータとして蓄積することができます。

配信結果、開封結果、クリック結果の機能の画面

HTMLメール作成機能

HTMLメールとは、「装飾や画像を組み込んだ視覚的訴求力の高いメール」です。
テキスト文言では伝えきれない視覚的訴求ができることで、直感的に興味を引かせることができます。

効果測定上のメリットとして、メールを開封したか否かを確認するための開封率も取得できるのが大きな特徴でもあります。メール配信系のツールではHTMLコーディングの専門知識がない人でも簡単につくれる

「HTMLメールエディター」というツールもあります。

画像のトリミングに対応したHTMLエディター

また、国内EC(ネット通販)事業者の売上高上位50社を対象に調査を行った当社の独自調査では、HTMLメールを送っている割合は全体の90%以上に達しております。特にEC関連を行っている企業にとっては、HTMLメールを送ることは当たり前の時代になっています。

HTMLメールの利用状況は?92.3%の会社がHTMLメールを利用

ツール導入時に確認しておきたい2つの性能

メールマーケティングを行う上では、確実に速く届けることが求められます。そのうえで以下2つの性能は確認しましょう。

メールの到達率の高さ

メールは、迷惑メールフォルダに振り分けられることや、受信者側のサーバーによってブロックされてしまうなど、さまざまな理由で届かなくなるケースがあります。

特にメルマガなど、一度に大量のメールを送ることは、スパムメールと認識されてしまう可能性があります。 到達率は送信しているメールの内容など、システム以外も影響するため、数字として公表している企業は少ないため、導入実績などを見て確認しましょう。

また定期的に発生するエラーアドレスを配信先のリストからクリーニングする機能があるか確認しましょう。メールにはIPレピュテーションと呼ばれる送信元のドメインが信頼できるか評価をされています。エラーアドレスに対して大量にメールを送っていると評価が下がり、本来届く人に対しても届かなくなる可能性があります。

配信スピード

高速道路にたくさんの車が走っていると渋滞するように、メールも大量に送ると遅延が発生します。

キャンペーンやイベントの情報はタイムリーに顧客に届けなければ意味がありません。
配信に時間がかかれば顧客体験が低下するのみならず、メールの内容によってはクレームに繋がるリスクもあります。そのため、配信性能は確認しましょう。

また配信までに要する配信アドレスのアップロード、読み込みも早いツールを使うことでマーケティング業務の負担も軽減されます。

おすすめのメール配信システム

メールマーケティングには、前述した通り優れた配信機能とマーケティング機能が必要になります。
メール配信システムは多数ありますが、その中でも「CuenoteFC」は、月額5,000円~利用でき、メール配信スピードと配信実績は国内最大クラスです。簡単な操作性と使いやすいダッシュボードを備えており、顧客のリスト管理、カスタマイズ可能なテンプレート、追跡機能、A/Bテスト、分析ツール、キャンペーンスケジューリングなどの機能があります。

また、競合他社と比較してリーズナブルな価格帯も魅力のひとつです。CuenoteFCは、継続的な顧客エンゲージメントの確保と、ROIを最大化するための効果的なメールマーケティング戦略の実現において、おすすめのツールのひとつです。


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メールマーケティングの2024年最新情報

LINEとの役割の違いは?

メールマーケティングと同じように見込み顧客・顧客と接点を持つマーケティングチャネルに「LINE」があります。どちらか一方しか対応していないという企業も多いのではないでしょうか。

当社の最新の調査(2023年に20歳以上の男女1100人に調査)では、それぞれ大きな傾向としては似ているものの、役割には違いがあります。例えば、「クーポンがもらえる」というきっかけで登録してもらいやすいのはLINEのほうが有利です。一方、ECサイトでの1回のお買い物金額は、すべての金額帯でメールマガジンのほうが有利の結果がでています。

1回の買い物で使った金額

どちらかのツールに絞るのではなく、それぞれのメリットを踏まえて活用していくことが求められるでしょう。

当データの詳細はコチラよりDLできます。 >>

なりすまし防止のための認証がより求められる

受信者が安心してメールを受信して購読してもらうために、なりすましメールを防止することが必要です。メールが確実に正しい送信元から送られているかを確認するSPF認証やDKIM認証に加え、DMARCと呼ばれる対応がほぼ必須となってきました。

現時点で使用しているメールマーケティングツールが対応されていない場合には対応するか、対応しているツールに変更を検討しましょう。

Gmail送信者ガイドラインでは、2024年2月以降に、1日5,000件以上のメールを送信する送信者に対して、認証を求める記載もされました。

2024年以降は、BIMIと呼ばれるDMARKで認証成功したメールにロゴを表示させる認証技術も普及する可能性があります。メールマーケティングの効果を最大化するためには、セキュリティ面の情報も取り入れていきましょう。当サイトでも新たな情報は掲載していきます。

【2024年2月までに必須?】Gmail送信者ガイドラインについてはコチラ >>

迷惑メールフォルダに移されないよう解約し易さを高める必要も!

同じくGmail送信者ガイドラインでは、迷惑メールと報告される率を以下のようにすることを求めています。

Postmaster Tools で報告される迷惑メール率を 0.10% 未満に維持し、迷惑メール率が決して 0.30% 以上にならないようにします

引用:Gmailメール送信者のガイドライン

これは送信したメルマガを迷惑メールに分類した件数の比率です。人数ベースにすると1,000人に1~3名という水準のため、達成するためには「不用意なメルマガ登録をさせない」「解約方法を分かりやすく」「有益なメルマガにする」など、よりユーザー目線に立ったメルマガ運営が大切です。

~メールマーケティング~まとめ

今回、メールマーケティングについての概要やトレンドについてご紹介しました。
メールマーケティングは2024年も健在です。今回紹介した事例やノウハウを積極的に取り入れ活用することで、高いメール配信効果を期待できるはずです。

身近に利用しているメールですが、まだまだ活用方法を見出せるのではないでしょうか。
導入コスト、分析機能、HTMLメール、シナリオメール?等々必要なことが多いように見えますが、必要な機能がすべて揃って始められるのがメール配信システム『Cuenote FC(キューノート エフシー)』です。月額5000円~利用できるので、気になる方はお問い合わせフォームよりご相談ください。

本格的なデジタルマーケティングを検討している企業ではマーケティングオートメーションなどの高機能なマーケティングツールの導入を検討している企業も少なくないかと思います。
高機能なツールは非常に有用性が高い一方、どうしても導入コストと運用ハードルが高くなりがちです。最近のメール配信サービスでは、システム連携などを活用することで比較的安価なコストでシンプルな運用で高度なパーソナライズメールの配信が可能ですので、是非検討してみてください。

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メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数76億通・時間1,000万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値

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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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