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メルマガの効果的な文章構成とは!ポイントをわかりやすく解説

公開日:2025/07/15
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メルマガの効果的な文章構成とは!ポイントをわかりやすく解説

メルマガで高い効果を出すための重要な要素として、メルマガの構成があります。定期的に繰り返し配信するメルマガは過去送ったメルマガの構成をテンプレート化して活用するケースが一般的ですが、その構成自体が適切でないと、内容が魅力的であっても読者に伝わり辛いメルマガになってしまう可能性があるためです。

今回は具体的に分かりやすく解説していきます。


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メルマガの構成とは?

メールマガジンテンプレートの作成方法と活用メリットの紹介

メルマガの構成を指す意味としては大きく二つあります。1つは、上図のようにヘッダー・本文・フッダーのようにメール全体の構成を指すもの。そしてもう1つは、本文内での文章構造があります。

メール全体の構成については、基本的にどの企業も変わらず、以下のようなものが一般的でしょう。

  • ヘッダー:会社や商品・サービスのロゴを記載する箇所
  • 挨拶文:省く場合もありますが、「こんにちは Cuenote編集部です」のような挨拶を入れるケースが一般的です。
  • 本文:企業によって変わります。画像は縦2列までが目安です。
  • 本文:メルマガの配信停止や送信元の連絡先など、特定電子メール法に基づく記述や、SNSへのリンクなどを貼ることが一般的です。

そして、本題である効果的な構成については「挨拶から本文」の部分において、またメールの件名の構成があります。

効果的なメルマガの文章構成とは?定量データから考える

効果的なメルマガの文章構成とは、一瞬で内容と魅力を伝えられ、ついリンクを押したくなるように配慮されたことを指します。これを具体的に示すためには、以下のようなデータが参考になります。

当社が2022年に調査した「メールマガジン1通あたりの閲覧にかける平均時間はどのくらいですか? 」の質問を行ったところ以下の結果が出ました。※全国の20歳以上の男女1023人

閲覧時間割合
~10秒10.9%
~30秒26.4%
~1分29.8%
~3分15.1%
~5分6.7%
6分以上6.7%
覚えていない10.9%

参照:メールマガジン登録ユーザーの動向調査のダウンロードはこちらから

なんと!67%もの人が1分以内しか読みません。そして3割程度が30秒以内の結果になっています。コスパ・タイパなど時間効率を求める忙しい現代社会において、プライベートでの利用頻度が高くないメールは読み飛ばされることも多々あります。

そして、成人の平均的な読書速度は1分間に400~600文字と言われており、30秒の場合、約200~300文字です。

上記の「なんと!から~300文字です。」が150文字程度のため、3割程度がこの文章より少し多い程度までしか読みません。

そのため、短く分かりやすく、読みやすくする必要があります。

効果的なメルマガの文章構成のポイント

挨拶など本文に関係ない内容は最低限にする

挨拶は「こんにちは!〇〇担当です。」など最低限の文章のみにしましょう。「だんだん涼しくなってきて、秋の風を感じています。」など時候の挨拶など、本文に関係のない内容は省くようにしましょう。

挨拶を入れると効果的なケースは、送信者自体に知名度が高いことやファンがいる、読者が求めている場合のみに限られます。

1文を短く箇条書きを使う

本のように読者が能動的に読む文字でない限り、文字を読むことを好む人は少ないでしょう。そのため、改行がないケースや長文のメールでは、読む気を失ってしまう恐れがあります。そこで、書き方を工夫しましょう。

悪い例

本日はお日柄もよく、皆様にお集まりいただきましたこと、心より感謝申し上げます。さて、本日はメール配信システムについて解説していきます。メール配信システムの特徴は、高速に配信できる点と、到達率高く送れる点、そしてメールマーケティングの機能が充実している点が特徴です。ぜひご検討頂けますと幸いです。

良い例

メール配信システムを知る3つの特徴
・高速に配信できる
・到達率が高く送れる
・メールマーケティングの機能が充実
ぜひご検討頂けますと幸いです。

このように余計な文章を省いて、要点だけを箇条書きにするなど、工夫することで文字数を削減できるだけでなく、読みやすくなります。

スベリ台方式で、次の文から次の文へ読ませるようにする

メールを開いてもらえた場合、1~2行は読んでもらえる可能性があります。この文章で大切なことは、次の文章を読みたくなるようにすることです。この連続で最後まで読んでもらえるように工夫ができます。

良い例

実は、メールは〇〇ということをご存じですか?
これは最新調査に基づく内容です。~~~以下続く

誇大表現や過度な訴求は避けるべきですが、このように興味をそそる内容を意識しましょう。

HTMLメールで画像を活用する

文章は読まれ辛いため、画像で雰囲気や内容を一瞬で分かるようにすると伝わります。ものすごく時間をかけて凝る必要はありません。当記事の冒頭にあるような画像に文字を載せる形式だけでも良いでしょう。少し手を入れられる場合にはYouTubeのサムネイルを参考にすることをオススメします。YouTubeのサムネイルは画像だけで視聴させたくなるように工夫されています。

メルマガのゴールは基本的にリンクをクリックしてもらうことであるため、サムネイルだけで興味を持ってもらいクリックされることも良い方法です。

メール件名の構成について

メールの構成については、件名部分も考えられます。スマートフォンが20文字程度、PCが25文字程度までを目安です。かつ、冒頭の15文字程度が重要と言われています。そのため以下のような構成が考えられます。

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〇〇の●●とは?補足となる文章を入れる枠

【明日15時まで】〇〇イベントの抽選申込のご案内

上記のように【】や!などで区切り、前半に数値や興味を持たせる文言。後半に内容が分かる補足の文章などを入れる構成がオススメです。このように予めパターンがあると良いでしょう。

実際のメール構成を考えた例文

構成に基づいたメールのサンプルを紹介します。

BtoCの例

BtoCの場合、扱う商材により大きく内容は異なります。ただし大原則として、1メール1テーマに絞り、文章よりも画像で内容が分かるように意識すると良いでしょう。

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【本文】
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BtoBの例

BtoBの場合、基本的に1メール1コンテンツで十分でしょう。最後に、関連する記事は合わせてPRしたい内容を入れることもオススメします。

【件名】メルマガでABテスト行ってない方必見!基本的な考え方と進め方とは
【本文】※画像設置:内容が分かるよう文字が目立つ画像をオススメ

Cuenote マーケティング担当です。

メルマガでABテストは行っていますか?
ABテストは、開封率やクリック率改善に対して重要な手法です。

今回はABテストの基本的な考え方や実施方法について
分かりやすく解説した記事を紹介します。

【記事に記載のポイント】
・ABテストの基本的な進め方
・メルマガにおけるABテストの具体的な事例
・ABテストを成功させるための注意点

ABテストを活用し、メルマガの効果をさらに高めてみませんか?ぜひご一読ください。

メルマガの構成について

ここまで解説した構成案は、あくまでも全部の業種・業態に共通する内容です。実際には企業ごとに更なる最適な構成があることでしょう。見つけていくためには、ABテストなどを通じて行うことをオススメします。

弊社が提供しているメール配信システム「Cuenote FC」は、追加費用なくABテストを実施できます。ぜひ当記事を参考に案を考えつつ、改善してより良い構成を考えていきましょう。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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