オンラインショップを公開したら最初に行うこと

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オンラインショップを開店したばかりのオーナーは、今、起業家としての旅立ちに興奮していることと思います。現在は、飛行機のチケットから、衣料品、食品まで、オンラインで購入する時代になりました。近年は、誰でもインターネットを通じて商品を販売することもでき、ネット販売はますます身近なものになっています。

オンラインショップを立ち上げた後は、サイトに訪問してきてくれる顧客を、ただ手をこまねいて待っている訳にはいきません。顧客を定期的に獲得するためには、行動を起こす必要があります。

何をすれば、効くのでしょうか?

オンライン広告?ソーシャルネットワーク?メールマーケティング?言うまでもなく、インターネットには多くの可能性があります。しかし、まだショップを立ち上げたばかりのオーナーは、人手不足の中で一度に多くの施策を行うことは難しいかと思います。

今回は、ショップオーナーがこれだけはやっておきたい基本のデジタルマーケティング施策について、ご紹介します。



1. モバイルサイトを用意する


幅広い顧客層をターゲットにするのでしたら、スマートフォン向けのサイトを用意することは、出発点となります。

先日、公開したブログ「スマホ向けメルマガ利用シーンはさらに広がる? インターネット利用者数は、中国、米国に次いで世界第3位に」でもご紹介したように、総務省の通信動向利用調査によると国内のスマートフォン利用率はここ数年で急増しています。このスマートフォンユーザーの伸びは、Eコマース市場の取引額においてもインパクトを与えています。

しかしながら、専任のウェブ担当者が不在となる小規模のオンラインショップの多くが、いまだにスマートフォン向けサイトを持っていません。

近年は、さまざまなスマートフォン用デザインテンプレートをインターネット上で見つけることができます。また、WordpressやMovableTypeなどのCMS(Contents Management System)をお使いの場合は、サイト構築の知識が必要になりますが、プラグインを設定して、スマートフォン向けサイトを作成するともできます。

スマートフォンといっても近年は種類が豊富です。テンプレートをお使いの場合は、対象とするスマートフォンで動作・表示確認をしておくのが賢明です。また、テンプレートの商用利用が可能かどうか、ライセンスの種類、著作権等は、必ず確認するようにしましょう。


■テンプレート配布サイトの例



2. 商品・サービスを他のメディアへ掲載


顧客は、いろいろなソース元で気になる商品・サービスについて調べたり、購入した後は感想をシェアしたりしたいものです。取り扱う商品やサービスがBtoC向けの場合は、メジャーな口コミサイトやレビューサイトに情報を掲載されると認知拡大につなげられます。あなたが運営するオンラインサイトだけが、顧客にとって唯一の情報源にならないようにしましょう。


■口コミ・レビューサイトの例



3. ソーシャルメディアを活用


オンラインビジネスにおいて、ソーシャルメディアは強力です。さっそく、ショップ用のFacebookを公開して、GoogleプラスやTwitterを活用してください。

これらのソーシャルメディアから、あなたのショップサイトへリンクを貼っておくと、徐々にサイトの存在感が高まっていくでしょう。新商品や売れ筋の商品など、画像共有ツールに公開して、カタログとして活用することもできます。多くの画像共有ツールには、ソーシャルメディアを連携する機能も搭載されています。

Googleなど、検索エンジンであなたのショップを上位に表示させるためのSEO施策としても効果が期待できます。順位に影響を与える要因は、ドメイン年数、ページのインデックス数、キーワードの関連性などさまざまです。そのため、すぐに効果が表れるものではありませんが、自然なソーシャルメディア経由のリンクが増えていくことで、検索エンジンからの評価が高まることは間違いありません。

必要なことは、継続することです。ただし、SEO施策を目的にして不自然なリンクを多量に貼ると、検索エンジンからスパム評価を受けてこれまでの苦労が水の泡になることがあります。


■代表的なソーシャルメディア



4. メールマガジンを送る


もし今、メールマガジンを発行していない場合は、メール会員の収集から始めましょう。

調査ブログ「メルマガ、Facebook、LINE、販促効果が期待できるのは?」では、SNSなどと比較して一番販促効果があったのは "メルマガ" でした。

セールス情報やお得な紹介制度など、過去にあなたのショップから商品を購入したことのある顧客に配信して、囲い込み・リピート化に役立ててください。

また、メール購読は、何かしらの "特典" を期待しています。メールマガジンを購読し続けてもらうためには、送料無料クーポンやお誕生日メールなど、継続的に優待情報を送るなどして、一見さんとは扱いを変えるのがコツです。




5. オンライン広告を検討


多くの人がインターネットで情報を探す際、検索エンジンを利用します。GoogleやYahoo!など、検索サイトにユーザーが入力したキーワードに応じて広告を表示できるリスティング広告を上手く使いこなすことで、ビジネスを成長に導きます。

あなたのショップがもし地域性のあるものでしたら、「目黒区 + 和菓子」、「名古屋 + 着付け」など、「地域 + 商品・サービス名」でキーワードを登録することで、ターゲットを絞込めます。また、イメージ広告(バナー)を活用すれば、新商品や売れ筋の商品・サービスを視覚的に訴求できます。

一度きりサイト訪問でコンバージョンにつながることは稀です。広告をクリックしたことのあるユーザーに対して、サイトへの再訪を促すために、一定期間、繰り返し広告を表示するリマーゲティングと呼ばれる手法もあります。

これらの機能を使いこなし、費用対効果の高い運用を行うには、運用ノウハウが必要になりますから、状況によって、初期設定~安定運用まで、代理店に運用を任せるのが賢明かもしれません。

また、検索エンジンや各広告代理店が提供するサービスとして、検索エンジン以外のメディアや個人のブログにも広告を出稿できるディスプレイ広告とよばれるものがあります。これは、リスティング広告でリーチできないターゲット層や特定のカテゴリのメディアに的を絞って広告を出稿できます。


■リスティング・ディスプレイ広告



最後に施策によって、ターゲット( "新規顧客向け" か "既存顧客向け" )が異なりますので、こちらも意識していただければと思います。


【新規顧客向け(アクイジョン)施策】

  • ・オンライン広告
  • ・マス媒体の広告
  • ・アフィリエイト
  • ・SEO、SEM

【既存顧客向け(リテンション)施策】

  • ・メールマーケティング
  • ・SNS
  • ・ポイント
  • ・レコメンド


本日ご紹介した施策は、基本的なデジタルマーケティング施策ですが、専門の業者を利用するとより素早い実施や効率の良い運用ができる場合もあります。それぞれオンライン事業を軌道に乗せるためのマーケティング施策として、最適な方法をご検討ください。

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