SMSをマーケティングにも活用!メリットや活用例・注意事項など解説
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SMS(ショートメッセージサービス)は、携帯端末の電話番号を用いて短いメッセージの送受信を行うことができるサービスです。
SMSは多くの人が利用できるため、到達率・開封率が高い連絡手段です。そのため、各サービスのログイン時の2段階認証としてSMS認証を行うことや、荷物の到着・宿泊予約などに合わせた確認連絡などの用途が広がっています。
一方、まだまだ活用が進んでいないのが「マーケティング用途でのSMS利用」です。 メリットも多くあるため、早い活用により良い効果につながることも期待できます。
当記事では、SMSマーケティングについて深堀して解説していきます。
成果が見えるSMS配信を
Cuenote SMSは1通6円からの業界最安水準の価格で、携帯電話の番号宛にメッセージを送信するSMS送信サービスです。専用ソフトは不要でPCや既存システムから簡単にSMSを送ることができ、ほぼ確実に読まれます!
SMSマーケティングの活用例
SMSでは、メルマガのようにURLを付けた文章を一斉配信することができます。そのため、以下のようなマーケティング施策を行うことができます。
キャンペーンの告知、クーポンの案内
メルマガのように、SMSを使った販促施策として活用することができます。メールのように画像や長文を送ることはできませんが、到達率・開封率が高いSMSのほうが見てもらえるという点において優れています。
シンプルに要点を記載し、Webサイトなどに遷移させることができれば、サイト内でより情報を読んでもらい購買などのコンバージョンにつながる可能性があります。
またお客様に対して電話での連絡をしている時に、アドレスが分からないという場合、その電話番号宛てにクーポンの案内をするといった方法もできます。
顧客対応後のフォロー
知らない番号や企業から電話がかかってきた場合、明確な要件が分からない限り多くの人は折り返しの電話をしないでしょう。特にBtoBのビジネスにおいてせっかくお問合せを受けたのに電話がつながらず失注になると非常にもったいないです。
そこで、SMSで要件などを送ることで相手に安心感を与えられると通電率が上がることが期待できます。
休眠顧客へのアプローチ
休眠顧客とは、過去に会員登録や購買行動、商談などのやり取りがあったにも関わらず、現在はアクティブな購買活動をしていない、またはやり取りがない顧客のことを指します。
SMSは、このような休眠顧客へのアプローチにも効果的です。一般的な施策として、DM(ダイレクトメッセージ)の郵送などが挙げられますが、DMを送るためには住所・氏名などの個人情報を入手する必要があります。また近年では紙のDMは見落とされる可能性が高いことや、効果測定がしにくいこと、印刷・資材コストがかかってしまう等のデメリットもあります。
メールアドレスに対して送る場合でも、期間が開いてしまえばアドレスが変わってしまうことや、なくなっているケースも考えられます。電話番号の場合、メールアドレスと比較すると宛先がほとんど変わらないため、休眠顧客へのアプローチには最適と言えます。
申し込み完了率の改善
SMS配信サービスは、未完了となっている手続きのフォローにも活用できます。例えば、氏名や住所、電話番号は入力したけれど、申込完了する前に離脱してしまったユーザーに対し、SMSで入力再開を催促するメッセージを送ることや、申し込みフォームのURLを再送することで、リマインド通知をすることができます。
SMSでマーケティングを行うメリットとは?
メッセージが確実に届き、見てもらいやすい
SMSは到達率が99%以上と非常に高く、またメールと比較して開封率が高いのも特徴です。開封率が高い理由としては、メッセージが短いため開封する際の心理的ハードルが低いことや、メールと比較してプロモーション用途のメッセージを受信する機会が少ないことなどさまざまです。実際にご自身のSMS受信フォルダにおいても、メール受信フォルダと比較して、対応を要するものや緊急性の高いものが多いのではないでしょうか。
また、一度付与された電話番号は変更されにくいため、メールと比較してユーザーに到達する確率が高くなります。このような理由から、確実に届けたいメッセージを送る場面でも非常に信頼性の高いツールであると言うことができます。
タイミングを逃さない
配信したらすぐに見てもらえることも、SMSをマーケティングに活用するメリットであると言えます。メールはプッシュ通知をオフにしている人も多く、メーラーを立ち上げないと確認しないといった人も。一方、SMSはプッシュ通知の設定をオンにしている人は多く、ユーザーへタイムリーにアプローチできるため、比較的急ぎの用件でも安心して利用することができます。
このように即時性の高いSMSは、メッセージを受け取ってからすぐに行動を起こしてほしいもののプロモーションの他、予約サイトで受け付けた予約内容の確認や、病院・クリニックの診察時間のリマインド通知、出張修理の訪問時間の通知など、キャンセル防止やリマインド通知にも役立てられます。
電話番号だけ分かればメッセージを届けられる
電話番号だけでメッセージが届けられることもSMSのメリットです。会員登録を行う際、必ずと言って良いほど電話番号を入力するのではないでしょうか。ユーザーにとっては住所や自宅の固定電話番号、会社名を登録するよりも、心理的な抵抗感が小さいと考えられます。
また、電話番号ならIVR(自動音声応答)からの顧客情報入力にも対応できます。さらに、ユーザーが電話をかけることでSMSが自動送信される機能をもつサービスもあります。電話番号さえ取得できれば、SMSを活用し、マーケテイングにおいて有用なユーザーとのコミュニケーション手段を得られるというわけです。
SMSマーケティングでの注意事項
従量課金で、送るほどお金がかかってしまう
SMSは基本的に1通〇円~といった従量課金型が一般的です。メルマガを送ることが出来るメール配信システムであれば当社製品Cuenote FC含め、アドレスの件数に応じた料金で送信数による変更がないプランも多くあります。
そのため、メルマガなどのメールマーケティングと比べ、送信数が多くなるほどコストが高くなってしまいます。
画像やデザインに凝ったものは送れない
メルマガやDMであれば、画像・写真が入ったデザイン性の高い情報を届けることができます。視覚的情報が多いため伝えられる量も増えます。SMSに関してはテキストのみになってしまうため、読みやすい簡潔な表現が求められます。
また文字数制限も最大でも670文字であるため、長い文章も不向きです。簡潔に伝えることが求められます。
特定電子メール法に気を付ける
商品の情報を含むような販促メッセージやWebサイトへの誘導を促すメッセージは、「特定電子メール法」といった法律に準拠し、メッセージの配信許可を取る必要があります。これを「オプトイン」と呼びます。配信前後の手続きに必要なオプトイン・オプトアウトの具体的なやり方を以下の記事にまとめましたので、導入をお考えの方はお目通しください。
オプトイン・オプトアウトに関する記事はこちら
送り過ぎによるブランドイメージの低下に気を付ける
SMSのメリットでお伝えした通り、プッシュ通知をONにしている人も多いなどの理由から、到達率が高く開封されやすい特徴があります。ゆえに、多く送り過ぎると、うっとうしいと感じてしまいブランドイメージの低下につながる可能性があります。
重要な情報や、お得な情報など伝えたい情報を吟味しておくりましょう。
SMSマーケティングを行うには
SMSでマーケティング活動を行うためには、SMS送信ツールの導入をしたほうが良いでしょう。
SMS送信ツールは、一斉送信・予約送信、配信停止(オプトアウト)をメール文面に差し込む機能など、複数の顧客に向けてSMSを送信することが出来るサービスです。
SMSマーケティングには、同サービスがほぼ必須とも言えます。
SMSマーケティングを活用するときにオススメの機能
SMSマーケティングにおいて特に使えるSMS送信ツールの機能についてご紹介します。
URL短縮機能
SMSには文字数制限があります。そのため、メッセージに掲載するURLが長くて文字数が足りなくなってしまう、ということは避けたいでしょう。そこで役に立つのが、URLの短縮機能です。標準機能として備わっているSMS配信サービスもあれば、オプションとして追加できるものもあります。 特に販促・マーケティング機能で活用する場合はよく使う機能ですので、標準機能として備わっているサービスを導入するのがおすすめです。
配信レポート機能
SMSマーケティングに活用する際に是非取り組んでいただきたいのが、効果測定です。到達率をレポート形式で確認するほか、搭載したURLがどれくらいクリックされたのかを計測できるURLクリックカウント機能もあります。効果測定の結果をもとに、メッセージの内容をブラッシュアップできます。
IVR連携機能
本コラムでも何度か紹介してきたIVR連携(自動応答・音声通知)機能とは、予め設定したテキストを音声ファイルとして生成し、音声通話により通知を行うことができる機能です。この機能を活用することで、SMSを受信できない端末(フューチャーフォン等)に対しても、音声発信によるメッセージの通知が可能になります。この機能は、特に幅広い年代を対象としたサービスを提供している企業で活用され、サービスの普及率を上げることに貢献している機能です。
CuenoteSMSなら、SMSマーケティングもできます。
当社が提供しているSMS送信サービス「CuenoteSMS」は、URL短縮機能・配信レポート機能・IVR連携機能もあります。そのほかにも、チャットのようにやり取りができる双方向SMSや予約配信といった機能もあります。ぜひご検討ください。