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    メール配信

    気象庁の地震情報と連動して配信する緊急時のコミュニケーションツール

    東日本大震災の際の混乱を教訓に、緊急時でも迅速かつ確実に利用できるシステムを構築。「Cuenote®」の大量高速配信の強みを生かし、大規模ユーザーでも緊急時の確実な配信を特長に。

    サイボウズスタートアップス

緊急時のための配信サービス

2011年12月、その年に起きた東日本大震災を受け、サイボウズスタートアップス株式会社は「安否確認サービス」をリリースした。当時親会社であったサイボウズ社のグループウェア上で社員同士連絡を取るユーザーが多くいたことを知っていたからだ。震災が発生し、電話やメールが繋がらなくなった当時、社外からもアクセスできるグループウェアは、重要なコミュニケーションツールだった。そんな状況を知っていた同社は、その必要性を感じ安否確認サービスを開発し始めた。

安否確認サービスのユーザーは登録したアドレスに届くメール通知から、自分の状況を回答するページヘアクセスして利用する。管理者は手動でのメール配信は勿論のこと、事前に地震等の気象情報と連動してメール配信する設定を行なうこともできる。これにより、営業時間外や休日に発生した震災に対しても迅速な第一報が可能だ。

1ユーザーが登録できるメールアドレスは管理者からの登録を合わせて4つまで。他にもスマートフォン向けアプリケーション、Twitterとの連携と通知方法は複数あるが、メールアドレスのみを登録するユーザーが多数を占める。

安否確認サービス画面キャプチャ

課題は災害時30分以内にメールを届ける配信スピード

サービスの開発当初から大量のメール配信がボトルネックになることは懸念されていた。1ユーザーにつき複数メールアドレスを登録できることもあり、一斉配信は1つの企業で数千から1万を超えることもある。現在の全ユーザーが一斉配信を行えば数十万通が同時に送信される計算だ。しかもユーザー数は今も増え続けている。災害時にメールが届かなくては、サービスの価値は著しく損なわれてしまう。メールの配信にはスピードは勿論のこと、大量配信を安定的に行なう処理能力も求められた。

同社、取締役の田里氏は次のように語る。「東日本大震災当時、地震が発生してから1時間後には、大手携帯キャリアのメールは大幅に遅延を始めてしまっていました。一番の課題はこのタイムリミットとも言える1時間以内に間違いなくメールを配信することです。そこで、我々は地震が起きてから30分以内には配信を完了するというより厳しい目標を立て、それを実現できるメールサービスを導入する必要がありました。」

田里氏はメールサービスを選定するため、コスト・大量配信スピードを重点に比較検討を行ない、最終的には要件を満たす「Cuenote」を導入することを決定した。「30分以内配信については、今まで厳守できています。この30分という時間には、気象庁の発する情報が本物か否か確認する”誤報確認”のマージンも含まれていますが、Cuenoteの大量高速配信によってこれが実現できています(田里氏)」。

ディザスタリカバリ対策でサービスの高可用性を実現

実際に運用・管理をしているテクニカルディレクターの小林氏は次のようなコメントを寄せている。「まず、運用面においては高可用性を評価しています。安否確認サービスでは東京と大阪の2拠点でサーバーを利用し、どちらかのサーバーにおいてメール配信が不可となった場合、サービスダウンしているサーバーからサービス可能なサーバーへメール配信処理を移行するシステムを構築しています。これにより、メール配送システムの信頼性が抜群に向上しました。管理面では、Cuenoteの管理画面から確認できる情報量が多いことに驚かされました。メールの配信状況やシステムの稼働状況の確認が行えるのでユーザーからの問い合わせにも管理画面をみながら回答できます。

それに忘れてはならないのはサポートの存在です。API利用時の問題解決から運用時に起こった問題等にも対応してくれます。例えば、メール遅延の原因などもサポートを通じて回答をもらえます。迅速なサポート対応は運用を行う上で非常に頼りになります。」

システム概要

緊急時の安心のために機能・使い勝手を日々改善

同社代表の山本氏は、「このサービスを開発した目的は、大災害時でもコミュニケーションできる環境を多くの方に届けたいと考えたためです。ユミルリンクのCuenoteは最も重要な初動において、”安心”に大きく貢献してくれています。スマートフォンのアプリケーション等、新しいツールもある中でメールは多くの方に伝えるためには、最重要の配信手段です。Cuenoteを使用することで今後も変わらず安心できるサービスを提供していきたいと思います。機能や使い勝手に関してもお客様の声に真摯に耳を傾けて、必要な機能は随時実装していきたいと考えています」と述べた。

この冬、自動的にメールアドレスの有無判定機能を追加。定期的にメールアドレスが変更されていないか、メールが届くか確認し管理できるようにしている。そう、これからも確実なメール配信の重要性は増して行くようだ。

導入決定のポイント

  • 即時性の高い情報配信を実現

    携帯向けにスピーディにメールを届ける高い配信性能と50万通/時間の高い配信能力

  • 既存システムとの柔軟性な連携

    API連携と柔軟なカスタマイズにより、弊社独自システムと完全連携し、信頼性と高可用性を備えたメール配信システムを構築

  • 他社の影響を受けないメール配信環境

    ASP・SaaSでありながら、「安否確認サービス」専用のメール配信環境で、安定した配信ができる

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導入企業プロフィール

会社名
サイボウズ スタートアップス株式会社
代表取締役社長
山本 裕次
設立日
2010年8月
所在地(本社)
東京都千代田区四番町7-5-703
事業内容
クラウドサービスの開発/提供、新サービスの開発と運用
資本金
30,000,000円
ご担当者

ご担当者の写真

代表取締役社長
山本 裕次様(写真中央下)

取締役(最高執行責任者)
田里 友彦様(写真左)

テクニカルディレクター
小林 武志様(写真右)

記載内容は取材当時のものであり、変更されている場合がございます。

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