効果測定・分析しメールを改善
- 配信後の効果検証をしてメール効果を改善したい
- もっと多くの人にメールを開封・クリックしてもらいたい
- コンバージョン数を増加させたい
改善のためには、まず開封率とクリック率の測定から
効果測定で注視したいのは、開封率とクリック率(クリックカウント)です。
開封率とクリック率は、メール受信者の反応を把握するための基本指標となります。メールを配信した後の効果検証と、改善のための施策を繰り返していくことで、これらの指標を高めていくことができます。
効果測定から、改善のための施策はどのようにしたらよいか
開封率の改善
読者は、日々たくさんのメールを受信しています。多くの受信メールの中から開封して、メールを見てもらうためには、以下の点を見直してみましょう。
- 思わず開封したくなる件名(タイトル)を工夫する
- 読者が開封しやすい配信日時を狙う
受信者は、件名を見て一瞬でメールを開封するかどうかを判断します。そのため、読者に開封したいと思わせるような単語を件名に入れるなど、行動を喚起させる工夫しましょう。
ポイントは、動詞を使ってアクションにつながりやすい単語を入れることです。なるべく具体的で読者がイメージしやすいようにします。また、長すぎる件名は、件名の後半がメーラーの一覧に表示されないことを念頭に置いてください。
受信者がメールを開封するかどうかは、時間帯や曜日によっても大きく左右されます。会社員や主婦、学生といった職業種別によっても、生活パターンは異なります。
ターゲットとする読者層が開封しやすい時間帯や曜日を狙って、メールを配信してください。
クリック率の改善
メールを読み進めてもらい、クリックにつなげるためには、メールコンテンツに関する以下の点を見直します。
- 文章の節や段落は、できるだけ短く簡潔にする
- 文章の行間は、見やすいように適度に改行を入れる
- クリックしたくなるテキストやボタンを配置する
多くの情報を詰め込みすぎて、必要以上に長いメール文章にすることは避けてください。読者が時間をかけて、メールを最後まで読むことは稀です。
ポイントを絞るため、メールの内容は伝えたいことを最小限に抑え、簡潔な文章になるよう心がけてください。
メール文章は、見やすいように適度に行間を空けてください。量の多い文書を隙間もなく詰め込んだメールは見づらく、読者の読み進める気力を削いでしまいます。
件名と同様、読者にクリックしたいと思わせるような単語をテキストに入れるなど、行動を喚起させる工夫をしましょう。画像にする場合は、色や大きさ、ボタンを配置する場所など、視認性を考慮してください。
また、クリックした後のページでは、どのような情報が得られるかを明確に記載することで、より読者の興味を引くことができます。
ABテストを活用し、効率的にPDCAサイクルを回す
ABテストは、異なる2つのクリエイティブを比較し効果を検証しながら改善を行っていく手法です。
メールの場合は、件名や本文内の画像など、開封率やクリック率に対するインプレッションの大きい部位において、ABテストを行うことで長期的な効果向上が期待できます。ABテストを活用することで、効率的な効果測定を行うとともに、より効果の高いクリエイティブについて仮説を立て検証を繰り返し、PDCAサイクルを回しながら改善を図っていきましょう。
Cuenote FCのABテスト自動化機能について、詳しくはこちらからご覧ください。
コンバージョン率の改善
コンバージョンにつなげるためには、できるだけ読者と関連性の高い内容のメールを送りましょう。関連性の高い読者層を絞り込むためのリストセグメントの他、名前や会社名など、個人の属性情報を文章に差し込むことでも関連性を高めることができます。
またコンバージョン数の測定をきちんと行い、コンバージョンに至ったものと至らなかったものとで、コンバージョンに至るまでの導線やクリック先のページ構成などの比較検証を行いましょう。
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